【台北(台湾)2016年4月7日PR Newswire=共同通信JBN】トラフィック可視化とDDoS防御のリーダーであるGenie Networksは7日、欧州にある世界クラスの通信サービスプロバイダーがネットワーク・セキュリティーを強化するためにGenie NetworksのGenieATMソリューションを選択したと発表した。
欧州では最近、強力なサーバー攻撃が数件あったと報じられた。この攻撃はウェブサイトとサーバーをまひさせただけでなく、地域のインターネットスピードに顕著な影響を与えた。企業とエンドユーザーはプロバイダーに責任を負わせる傾向にある。DDoS攻撃の頻度と規模が急激に増したことを受け、欧州の主要な通信会社は喫緊のDDoS課題に対処できる有効なソリューションを求めた。入念かつ長期にあわたる評価を経て、Genie Networksおよびそのテクノロジー・パートナーの共同ソリューションが大規模なDDoS攻撃を緩和できる堅ろうな機能と能力があるとして採用された。
ティア1通信企業に配備されたGenieATMは常時、ネットワークを監視し、ネットワークの以上を検知する。GenieATMは検知すると自動的にオンデマンドのトラフィックスクラビングを開始し、Genieのテクノロジー・パートナーが提供するDDoSスクラビング・プラットフォームに異常トラフィックを転送する。このスクラビング・プラットフォームは侵入した悪意のあるトラフィックをフィルターして、浄化されたトラフィックをオリジナル・デスティネーションに再投入する。このようにして、攻撃はアプリケーション・レイヤー精度によって、GenieATMが疑わしいトラフィックだけが検知し、それをリルートするので、軽減され正規ユーザートラフィックへの影響は最小限に抑えこまれる。検知と洗浄の詳細は関連付けられ、GenieATMのWeb GUIを通じて表示され、軽減アクションのマニュアルで開始/停止するか、あるいはリアルタイムのトラブルシューティングとインシデント・フォレンジクを実施するかを含め幅広いアクションを講じることが可能となる。
GenieATMおよび米国にあるクリーニング・システム技術の共同ソリューションを配備することで、ティア1オペレーターは攻撃を監視、検知、軽減、追跡することが可能となった。この共同ソリューションがもたらした主なメリットには、優れたコストパフォーマンス、帯域幅消費型からアプリケーションまでのDDoS攻撃からのマルチベクトルな防御、インライン・スクラビング・リスクの解消、総合的なトラフィック分析、Managed Security Service(MSS)対応などがある。
Genie Networksのデニス最高経営責任者(CEO)は「欧州のティア1通信会社がDDoS攻撃からネットワークのバックボーンを防御するためにGenieATMを選択したことを誇りに思う。Genieと当社のDDoSクリーニング・パートナーの共同ソリューションを大規模なネットワーク・インフラストラクチャー防御のために実装することによって、当社の通信会社顧客は、高品質かつ信頼できるネットワーキング・サービスに加え顧客ベースを拡大することに専念できる」と語った。
ソース:Genie Networks