【台北(台湾)2016年1月20日PR Newswire=共同通信JBN】トラフィック可視化とDDoS防御ソリューションのリーダーであるGenie Networksは20日、日本の大手インターネット・サービスプロバイダー(ISP)の1社であるビッグローブ(BIGLOBE)が新しいマネージド・クラウドベース・トラフィック可視化・DDoS検知サービスである「BIGLOBE Flow分析プラットフォーム」を強化するために、Genie NetworkのGenieATM-VMを採用したと発表した。
BIGLOBE Flow分析プラットフォームはクラウドベース・トラフィック可視化および異常検知プラットフォームで、GenieATM-VMの能力と価値をビッグローブの顧客に提供し、クラウドのコスト・管理面でのメリットをもたらす。BIGLOBE Flow分析プラットフォームサービスは24時間休みなしにトラフィック可視化、オンライン・トラブルシューティング機能、トラフィック異常通知を提供する。トラフィック可視化はネットワーク容量設計、ピアリング調整、データセンター移転などに関して技術段階からマーケティング段階におけるクライアントの意思決定を支援することができる。GenieATMの異常検知能力を使って、クライアントはトラフィック異常通知を受け取り、クラウドベースの分析ツールによって自社ネットワークの問題を解決できる。異常通知とリアルタイム・ウェブポータルは、顧客のネットワーク・アドミニストレーターが自社ネットワークに対する潜在的脅威を理解し、それを緩和する洞察を提供する。
Flow分析プラットフォームはクラウドベース・サービスなので操作は簡単である。BIGLOBE Flow分析プラットフォームの顧客は社内システム管理の煩わしさから解放され、手ごろな月間加入料金で自社のネットワーク・トラフィック可視化とDDoS防御を達成できる。
Genieがベストバリュー・サービスを目指しビッグローブとチームを組む
ビッグローブの岸川徳幸・執行役員は「ビッグローブは長年、日本におけるインターネット接続サービスの大手プロバイダーを務めてきた。Genie製品はここ数年にわたり当社がグローバルネットワークを運営するために大いに寄与してきた。DDoSのリスクが高まるにつれ必ずしもすべてのプロバイダーがこれに対処できるソリューションを保有していないことに気付いた。ビッグローブはGenie Networksと提携し、プロバイダーがDDoS攻撃からネットワークを防御し、トラフィックデータに対する深い洞察を提供することでネットワーク拡大を計画できるサービスを提供していく。小規模および中規模のプロバイダーはこのクラウドベース・ソリューションによって大きなメリットを受ける。Genie Networksとの協力を深め、当社の顧客のニーズに本当に応えるサービスを提供していきたい」と語った。
Genie Networksのデニス最高経営責任者(CEO)は「当社のフラグシップ・ネットワーク可視化およびDDoSセキュリティー・ソリューションであるGenieATMバーチャルモデル(GenieATM-VM)は、ビッグローブが提供するFlow分析プラットフォーム向けにトラフィック可視化とセキュリティーを支援できることを光栄に思う。当社の主要顧客の1つであるビッグローブに長年サービスを提供してきたが、重要なマイルストーンを今回達成できたことを大変うれしく思う。多くのISPは柔軟性、スケーラビリティー、コスト最適化の向上のためにクラウドベース・マネージドサービスを顧客に提供することを目指している。GenieATMはハードウエアおよびバーチャル・アプライアンスの両方で同様のトラフィック分析とDDoSセキュリティーを提供することができる。われわれは今後も技術開発を強化し、レガシーIP、クラウドに加えSDN環境におけるトラフィック可視化とDDoSセキュリティーを提供していきたい」と語った。