【固城(韓国)2016年3月24日PR Newswire=共同通信JBN】絶滅動物の痕跡豊かな韓国の町、固城で開催される国際恐竜博覧会のカウントダウンが始まった。
慶南固城恐竜世界エキスポ(Gyeongnam Goseong Dinosaur World Expo)は4月1日から73日間開かれ、実物大の恐竜レプリカと最先端テクノロジーを駆使した各種プログラムでビジターを「驚かせ、感動させる」ことを約束する。
今回はソウル南方約460キロの固城が主催する4回目の恐竜世界エキスポで、これまで2006年、2009年、2012年に開催された。
唐項浦観光区で行われることしのイベントは「恐竜 希望の光で未来を開く」をテーマにしている。主催者はITと先進動画テクノロジーで「恐竜を生き返らせる」ことによって、家族とカップル向けに数多くの楽しいアクティビティーを準備している。入場者は約180万人と見込まれている。
固城恐竜世界エキスポ組織委員会財団のビン・ヨンホ事務局長は「われわれはビジターが喜びと満足を持ち帰られるよう全力を尽くすつもりである」と語った。
ビジターは効果的で簡便なツアーのためにビーコン型サービスを利用できる。固城郡役場のウェブサイトから関連アプリをダウンロードしてBluetoothを起動すれば、展示やアメニティー、推奨ツアー、待ち時間の動画・音声ガイドになる。
エキスポは特に子ども向けに恐竜の詳細を学び発見する機会を提供する。
DinoAquarium(恐竜館)では、韓国初公開の恐竜鳥ハシビロコウのつがいがアルビノワニ、人魚のようなマナティーとともに展示される。
毎日、さまざまな恐竜レプリカが会場をパレードするが、中には幅4メートル、高さ1.8メートルのものもある。
ことしのショーは3D、4D、さらに5Dホログラム映像が360度スクリーンで上映され、ビビッドな恐竜体験を提供するよう工夫されている。上映される恐竜はティラノサウルス・レックス、トリケラトプス、ブラキオサウルス、ステゴサウルスなどである。
屋内、屋外双方の多彩なインタラクティブコンテンツや実地体験プログラムが用意される。
間もなく開幕するエキスポには、昼と夜に分けた2つのサブテーマがある。午後10時までの夜間プログラムでは、中央広場と壁面に「金のトンネル」や「恐竜門」などまばゆい光とレーザーのショーが繰り広げられる。
ビン事務局長は「日中は子どもに刺激と喜びを与えることが中心。夜はカップルなど大人が美しく荘厳な光の思い出をつくることができるだろう」と話した。
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