【杭州(中国)2016年3月24日PR Newswire=共同通信JBN】
*これを実現するのはビデオ性能の向上、圧縮効率の向上、送信距離の拡大、同軸ケーブル給電(Power over Coax)の技術であり、大半のメーカーの既存のアナログおよびネットワークIPカメラと完全な互換性を保っている
アナログCCTVのユーザーは、現在所有するケーブル・インフラストラクチャーへの投資を維持したままで5MP HDTVIと4Kビデオのメリットを受けることができる。Hikvisionは同社の第3世代アナログHDソリューションを発表した。Turbo HD 3.0はビデオ性能を最大5MP HDTVI入力と4Kビデオ出力に向上させるだけでなく、同軸ケーブル経由の最大800メートルからの送信に遅延がない1080p HDビデオと最大1200メートルからのHD720p送信もサポートする。
Photo - http://photos.prnewswire.com/prnh/20160322/346685
▽1080p HD、5MP HDTVIと4Kビデオ性能
Turbo HD 3.0はアナログシステムの使い勝手の良さを維持し、最大5MPビデオを提供するとともに、既存のケーブル配線を置き換えたり、IPカメラに切り替えたりすることなく高精細監視システムを可能にする。Turbo HD 3.0はHDTVI技術を使用し、旧テクノロジーを新規の製品と混在させる際の互換性問題を解消し、容易かつコスト効率に優れた設置を可能にする。
▽H.264+圧縮技術
Hikvisionの高度なH.264+圧縮技術は、暗号化効率を標準規格H.264に比べ最大50%向上させ、証拠として必要な細部を損なうことなく高い送信品質を維持しながらビットレートを大幅低減する。大半のユーザーが最優先するデータコストに関し、HikvisionのH.264+は既存のDVRおよびNVRにおけるメモリー需要を削減し、データストレージ・コストを顕著に削減する。
▽同軸ケーブルを介した最大1200m HD送信
HikvisionのTurbo HD 3.0技術は、同軸ケーブルを介して最大1200メートルからの高品質HD720p送信と最大800メートルからのHD 1080pビデオを保証しており、この距離はHD-SDIないし従来のアナログ・ソリューションでは達成不可能だった。送信距離が延長されたことで既存システムが迅速かつ容易に拡張できるので、プロジェクトの拡大にも対処できる。
▽同軸ケーブル給電(PoC)による容易な設置
Hikvisionの同軸ケーブル給電(PoC)機能は、1本の同軸ケーブルがビデオシグナルと電力供給の両方に使用できるので、設置を極めて簡単にする。これは設置時間の短縮につながるとともに、設置および材料コスト両面での削減にもつながる。さらにTurbo HD 3.0アナログ・ソリューションは、リモート設置および設定のUTCもサポートするので、同軸ケーブルを介してOSDメニューのコントロールとPTZのコントロールを実現し、より迅速なカメラ設置とより容易な管理を可能にする。
▽他メーカーの大半の製品との広範な互換性
Hikvisionは屋内および屋外での使用向けにブレット、タレット、ドームのタイプ(PTZも含む)などの広範な1080pおよび720pカメラを提供する。注目すべきは2MPおよび3MP解像度を備えるHikvisionのフルレンジのEXIRシリーズで、極めて光量が少ない環境でも高品質な写像性に優れている。大部分のカメラはデジタルノイズ軽減、超微光照明、スマート赤外線(IR)、電動可変焦点レンズ、IP66等級、バンダルプルーフ・ハウジングなど高度な技術を搭載している。5MPフィッシュアイ・モデルは今年第2四半期に発売される。
Turbo HD 3.0 DVR製品は1/1.5/2Uのサイズで発売され、最大5MP解像度のカメラ入力信号をサポートする。これらのユニットは、必要なシステム拡張をサポートするONVIF準拠のIPカメラを使って小規模から大規模までさまざまな用途に適用できる。
業界をリードするHikvisionの高度な製造技術はまた、柔軟なTurbo HD 3.0ソリューションが他メーカーの大半の製品との完全な互換性を提供することを保証する。
▽Hikvisionについて
Hikvisionはビデオ監視ソリューションで世界をリードするサプライヤーである。業界最強の研究開発陣を擁するHikvisionは、最新鋭の製造施設を使用し、あらゆるセキュリティー需要に応える革新的なCCTVとビデオ監視製品を設計、開発する。詳細はHikvisionのウェブサイト www.hikvision.com を参照。