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ティッセンクルップが常州国家ハイテク地区に3500万ドルを追加投資

Changzhou National Hi-Tech District
2016-03-03 13:24 1528

【常州(中国)2016年3月3日PR Newswire=共同通信JBN】ドイツを本拠とするティッセンクルップ(ThyssenKrupp)は2月23日、中国常州にある2番目の施設への投資を3500万ドル増額する拘束力のある協定に調印した。追加資金はステアリング・システムで使用するパーツ製造に必要な冷間鋳造プロセス導入に使用される。

ティッセンクルップは2012年、江蘇省の常州国家ハイテク地区(Changzhou National Hi-Tech District)に車両向けの組み立てカムシャフト製造企業としてThyssenKrupp Engine System (Changzhou) Co., Ltd.を設立した。総額7100万ユーロを投資したエンジン製造施設は2015年、売上高2億8000万元を記録した。

新しい施設は主として、乗用車向けの電動パワーステアリング(EPS)システムを製造する。従来のメカニカルおよび油圧ステアリング・システムと比べ、新システムは燃料消費を大幅に削減することが可能で、将来の無人自動車の中核コンポーネントになると予想されている。施設の第1段階の登録資本は2500万ユーロで、今年1月から製造が開始された。追加投資の3500万ドルは冷間鋳造プロセス導入のために使用される。

両関係者が共同構築したSino-German Innovation Parkは中国EU都市化協力における主要なプロジェクトにリストアップされ、中国、ドイツ両政府から大きな関心と支援を受けた。

ソース:Changzhou National Hi-Tech District

ソース: Changzhou National Hi-Tech District