【常州(中国)2021年1月18日PR Newswire】中国の投資会社Reignwood Groupは1月9日午前、常州国家ハイテク区(CND)と包括的な協力協定を締結した。
協定の条項に従って、Reignwoodは、幾つかの戦略的位置付けの業界、特に日用消費財、持続可能なヘルスケア、金融リースを対象とするプロジェクトに当初額100億元を含む総額300億元を投資する計画である。主要プロジェクトは以下の通り。
*中国の高速鉄道路線の駅がある新しい開発地域である常州のHigh Speed Railway New Town(高速鉄道ニュータウン)でのReignwoodの中国東部本社の設立
*少なくとも20億元の年間売上高を生み出すと期待されている日用包装品の地域クリアリングハウスの建設
*Changzhou New Yangtse River Port(常州新長江港)が所有するターミナルおよび4つ星ホテルのJinling Plaza Changzhouの一連の合併・再編による修理・改築
*Changzhou Port(常州港)での商品取引プラットフォームの開設
*中国東部の市場のニーズに対応するためのCNDのHealthcare Industrial Park(ヘルスケア産業パーク)での機能性飲料またはヘルスケア製品ラインの導入
*航空産業基金および中国東部の運航センター(航空物流、航空機のマーケティング・販売、ならびに大型旅客機の整備・保守を提供する)の設立
さらに同グループはCNDと協力して今年中にChangzhou Finals of the Yangtze River Economic Belt Tennis Open(長江経済ベルト・テニスオープン常州大会)を主催する計画である。
中国の経済的成功に強い関心を持っている中国系タイ人の実業家Chanchai Ruayrungruang(別名Yan Bin)氏が創設したReignwood Groupは、世界中に支店や子会社を持つ国際企業である。同氏の同業者の間ではしばしば「Father of Chinese Functional Beverage(中国の機能性飲料の父)」と称されているChanchai氏は、中国でこの部門の発展を切り開いた。同社は現在、多くの事業分野で活動している。2019年には同社の世界での収益が1000億元を超えた。CNDとの協力によってサポートされている多額の投資は、進行中の常州のHigh Speed Railway New Townの建設に加え、長江経済ベルト(Yangtze River Economic Belt)の成長および長江デルタ(Yangtze River Delta)地域の総合開発に関連した政府戦略の実施によって提供される機会を活用することで成長を加速するというReignwoodのコミットメントを実証している。
ソース:Changzhou National Hi-Tech District