【常州(中国)2021年3月5日PR Newswire】
*スウェーデン企業のサンドビックは鉱業と工業機械製造セクターの世界的リーダー
世界有数の鉱業・工業機械メーカーであるサンドビック(Sandvik)グループは、孟河鎮の常州国家ハイテク産業開発区(Changzhou National Hi-Tech District)で新しい製造施設の建設に1500万米ドルを投資し、同区の「Year of Major Projects Breakthrough(大規模ポロジェクトで飛躍する年)」にとって幸先の良いスタートとなっている。
1862年創立のサンドビックグループはスウェーデンに本社を置く世界的なハイテクエンジニアリンググループで、その事業は鉱業、岩盤掘削、金属切削、材料技術などに及ぶ。同グループの年間売上高は約1000億スウェーデン・クローナに上る。
製造プロセス向けに規定された厳格な仕様のため、サンドビックは設備の場所を決める際に30トンの耐荷重フロアとプラント外に6000平方メートルの試験用エリアを必要とした。この要件を満たすため、常州国家ハイテク産業開発区商務局は約1年をかけて適合する場所を探し、ついに孟河鎮に理想的な土地を見つけ出した。この新工場は5月に試験生産の準備が整い、今年の下期にはその設計容量に達すると予想されている。
常州の機械工業への力強いサポート能力に支えられ、常州国家ハイテク産業開発区はエピロック、ハスクバーナ、Habia Cable、Disa、Dinexなど、北欧の多くの有名無名のマーケットリーダーを引き付けており、各社とも現地で投資を行っている。北欧企業は同区でクラスター効果を発揮し始めている。それに加え、幾つかの土木機械の外資系大企業、例えば米国のTerex、ドイツのBomag、フランスのHaulotte、日本のコマツ、韓国の現代が同区での操業を立ち上げ、完全な土木機械産業チェーンを形成している。
関連リンク: http://cznd.changzhou.gov.cn/
▽常州国家ハイテク産業開発区(CND)について
常州国家ハイテク産業開発区(CND)は長江デルタの中心部に位置している。CNDには1600社を超える外資系企業がある。CNDは最近、開発ペースを加速し、産業基盤の建設への努力を強化しており、機器製造(精密機械)と新材料の2つの柱となるビジネスをより大きく、より強力にしている。新興産業は、新世代の情報技術、バイオメディカル、新エネルギー車両、太陽光発電、航空で構成されている。
ソース:Changzhou National Hi-Tech District