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ストラタシス・ジャパン、MakerBot製 3Dプリンタ向けプリントヘッド「Smart Extruder+」を発表

~新設計のより高性能かつ長寿命のプリントヘッドと合理化されたプロセスで、さらに安定した活用しやすい3Dプリンティングを提供~
Stratasys AP
2016-01-06 16:57 2484

3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションの世界的リーダー企業であるStratasys Ltd.http://www.stratasys.co.jp/ )(Nasdaq: SSYS、以下ストラタシス)の日本法人、株式会社ストラタシス・ジャパン(以下、ストラタシス・ジャパン)は本日、より高性能かつ長寿命を実現した、MakerBot第5世代3Dプリンタ用プリントヘッド「MakerBot Smart Extruder+(スマートエクストルーダー・プラス、以下「Smart Extruder+」)」を発表しました。日本国内では、2016年1月18日(月)に「Smart Extruder+」の出荷を開始します。「Smart Extruder+」は、コンポーネントの改良およびセンサーシステムの強化によりプリントの全工程が合理化され、従来の「Smart Extruder」と比較し信頼性を大幅に高めた設計になっています。MarkerBot Inc.(以下メーカーボット)は、親会社であるストラタシスとの緊密な連携を通じ、独立した2つのチームによる「Smart Extruder+」の広範な検証を実施し、性能を実証しています。

メーカーボットのCEOであるジョナサン・ジャグロム(Jonathan Jaglom)は、次のように述べています。「『Smart Extruder+』で実現させた進歩は大きなステップであり、3Dプリンティングに新しい基準を打ち立てます。プリントヘッドは3Dプリンタにおいて最も重要なパーツの一つですが、一定期間使用すると交換が必要になる消耗品です。信頼性の向上、より優れた性能の提供、製品寿命の延長を目指し、『Smart Extruder+』の設計、検証を行いました。さらに、製品保証期間をこれまでの2倍となる6か月に延長することで、ユーザの皆様をサポートします。また、『Smart Extruder+』はユーザが容易にヘッドを交換できるため、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。」

メーカーボットは、「Smart Extruder+」の開発と検証にあたり、親会社のストラタシスと緊密に連携し、3Dプリンティング業界における25年間にわたる同社の経験と知識を活かしました。MakerBotの製品検証においては、プリント時間にして16万時間(約18年間)を費やしました。また、結果を独自に検証するため、メーカーボットとストラタシスは各自のグループで合計5,800回ものプリントを行いました。「Smart Extruder+」をデスクトップ3Dプリンタ「MakerBot Replicator」で使用した検証結果では、約700時間以上も一貫して確実なプリントができることが証明されました。これは、約2,320メートルの「MarkerBot PLAフィラメント」に相当します。実に、検証に使用された「Smart Extruder +」の9割以上において1,200時間以上にわたるプリントを実現しました。通常、プリントヘッドの摩耗率は製造方法や長期間の設定によって大きな差が表れます。そこでメーカーボットは、品質へのこだわりをサポートするため、ヘッドあたりの「MakerBot PLAフィラメント」の使用量を制限せずに保証期間を従来製品の2倍となる6ヶ月間に延長することもあわせて発表しました。この充実したサポートによって、ユーザはより安心して製品を使用することができます。

「Smart Extruder+」ではより性能が長続きするよう、温度管理システムやフィラメントをノズルに送り込むPTFEチューブの延長などの主要コンポーネントが改良されています。さらに、起動時間の短縮、より精巧なビルドプレートのレベリングとキャリブレーションなどの改良も加えられています。プリントヘッド内のスマートセンサーの強化によってもたらされる高いパフォーマンスと開始から完了までのプリント過程の合理化により、時間とコストの削減も実現しました。同製品に搭載されているセンサーシステムは、「MakerBot Replicator」3Dプリンタ向けソフトウェア「MakerBot Desktop」(http://www.makerbot.com/desktop )および「MakerBot Mobilehttp://www.makerbot.com/mobile )と通信するため、プリントの進捗状況の通知をどこからでも受信することができます。例として、フィラメント検出センサーは、フィラメントがなくなるとユーザのPCや携帯電話に通知して自動的にプリントを中止するため、エラーを発生させることなく、ユーザはプリントを再開することができます。

上記に加え、「Smart Extruder+」ではプリント工程が合理化されているため、特に教育現場にメリットをもたらします。「Smart Extruder+」を数週間試用している、ミシガン州グロースポイント公立学校の教師であるニコラス・プロヴェンザノ(Nicholas Provenzano)氏は、次のように述べています。「より多くの生徒がMakerBotのデスクトップ3Dプリンタ利用できるようにする上で、信頼性と使いやすさはとても重要です。生徒たちは図書館で一日中プリントしていますが、いつも側で手伝うことはできません。MakerBotの 3Dエコシステム、特に『Smart Extruder+』を使用することで、生徒たちは自分たちのアイデアを実際の物理的なものへと簡単に作り上げることができます。生徒たちはデザイン工程に集中できるため、彼らの教育にもとても役立っています。」

MakerBotの包括的な3Dエコシステムに新たに加わった「Smart Extruder+」は、3Dプリンティングをよりアクセスしやすいものにします。MakerBotの3Dエコシステムは、MakerBotの3Dプリンタと3Dスキャナ、世界最大規模の3Dプリント・デザインのコミュニティであるThingiverse.comhttps://www.thingiverse.com/ )、独自のソフトウェアである「MakerBot Desktop」(http://www.makerbot.com/desktop )、「MakerBot Mobile」(http://www.makerbot.com/mobile )、「MakerBot PrintShop」(http://www.makerbot.com/printshop )などのアプリで構成されています。全米5,000以上の学校でMakerBotの3Dプリンタが活用されており、そのエコシステムは豊富なリソースを提供しています。これらのリソースには、MakerBot in the Classroomhttp://bit.ly/1VBg4SM )も含まれます。 これは授業で3Dプリンティングに取り掛かるための様々なプロジェクトやアクティビティ、アイデアが満載された教育機関向けのテキストブックです。これらの詳細については、MakerBot Education Resource Center (http://www.makerbot.com/education )をご覧ください。

【「Smart Extruder+」日本リリース記念プロモーションのご案内】

ストラタシス・ジャパンでは、「Smart Extruder+」の日本国内でのリリースを記念し、「Replicator」ユーザや国内のデスクトップ3Dプリンタユーザ向けにユーザビリティが向上した同製品の活用をサポートするためのプロモーションを2016年1月18日(月)より開始する予定です。詳細については、ストラタシス・ジャパン メーカーボット事業部、(https://makerbot.co.jp/contact/index.php?cid=70113000002F3yW )もしくは最寄りのMakerBot販売店へお問い合わせください。

「Smart Extruder+」
国内出荷開始日:2016年1月18日(月)
プロモーション開催期間:2016年1月18日(月)~3月31日(水)

ストラタシスについて

Stratasys Ltd.(NASDAQ:SSYS)は、ものづくりの設計・製造方法に変革をもたらした、3Dプリンティングおよびアディティブ・マニュファクチャリングにおけるパイオニアとして、25年以上も業界をリードしてきました。ミネソタ州ミネアポリスとイスラエルのレホボトに本社を置き、設計や製造に対する新しい発想を推進することにより、多様な産業・幅広い分野のお客様に貢献しています。当社の3Dプリンティングおよびアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションは、これまでにない設計の自由度や製造の柔軟性を提供します。3Dプリンティングによってデザインやコミュニケーションの向上、市場投入までの時間短縮と開発コスト削減が実現できます。MakerBot やSolidscapeなどの子会社も含めると、Stratasysのエコシステムには、プロトタイプやパーツを造形する3Dプリンタ、豊富な3Dプリンティング用マテリアル、Stratasys Direct Manufacturingによるオンデマンドのパーツ造形サービス、戦略的コンサルティング、専門的サービスなどがあり、さらにクラウドコミュニティThingiverseとGrabCAD では無料の設計コンポーネントやプリント可能なファイルが500万以上公開されています。Stratasys は世界中に3,000人以上の従業員と800 件以上の取得済みまたは申請中の製造特許を有しており、その技術とリーダーシップについて30 を超える賞に輝いています。 詳細は当社のウェブサイトをご覧ください。www.stratasys.co.jphttp://www.stratasys.co.jp/ )または  http://blog.stratasys.co.jp

MakerBotについてMakerBotは、Stratasys Ltd. (Nasdaq: SSYS)の子会社であり、手頃な価格の信頼性の高いデスクトップ3Dプリンティングのスタンダードを打ち立て、次なる産業革命をリードしています。2009年に設立されたMakerBotは、エンジニア、建築家、設計者、教育者、コンシューマーなど、革新的でかつ業界をリードする世界中のお客様にデスクトップ3Dプリンタを提供しています。MakerBotはデスクトップ3Dプリンティング市場で最大規模である90,000台以上のインストールベースを擁しています。MakerBotの堅牢な3Dエコシステムにより、あらゆる人々が簡単に3Dプリンティングにアクセスできるようになりました。MakerBotについてのより詳しい情報は、makerbot.co.jphttp://makerbot.co.jp/ )をご覧ください。

将来の見通しに関する記述についての注意

MakerBot Smart Extruder+およびストラタシスが予定する本品の出荷時期により、ストラタシスとその顧客が得る利益についての信念に関するこのプレスリリース内の記述は、ストラタシス経営側の現在の期待と信念を反映したものです。これらの将来の見通しに関する記述は現在の情報に基づいてなされており、従ってその性質上、急な、もしくは突然の変更が生じる可能性があります。ストラタシスの事業に関するリスクや不確実性により、実際の結果は、これらの将来に関する記述に反映された内容や示唆された内容と実質的に異なる可能性があります。これらのリスクや不確実性には以下のものが含まれますがこれに限定されません。顧客が、MakerBot Smart Extruder+の利益を得られないというリスク。技術的またはその他理由により、MakerBot Smart Extruder+の出荷に遅れが生じる、もしくは、本リリースに記載の将来的利益が妨げられるというリスク。2015年3月3日にSECに提出済みの Form 20-Fでのストラタシスの最新年次報告書にて「リスク要因」の項目で規定するその他のリスク要因。SECの規則や法令によるものを除き、新しい情報、将来の出来事やその他によるものに関わらずこの将来の見通しに関する記述を変更したり更新したりする義務をストラタシスは負いません(明示的に義務を放棄します)。

<報道関係者からのお問い合わせ先>

株式会社ストラタシス・ジャパン
担当: マーケティングディレクター 吉澤 文
Tel: 03-5542-0042
E-mail: Aya.Yoshizawa@stratasys.com  

エデルマン・ジャパン株式会社(ストラタシス・ジャパン広報代理)
担当:岡田、安達、中田
Tel: 03-4360-9000
E-mail: stratasysjp@edelman.com

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(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: Stratasys AP
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