【北京2015年8月19日PRN=共同通信JBN】中国国際航空(エアチャイナ)は2015年10月25日から北京-ムンバイ間の直行便の運航を開始する。この運航によって、北京からインドに向かう旅行客は香港、シンガポール、バンコクを経由して遠回りする手間を省くことができ、「インド門」に到着するのが容易になる。飛行時間は片道約7時間。
BRICS諸国の2カ国である中国とインドは長年にわたり、緊密な政治、経済、人的な交流を行ってきた。2014年9月、両国は戦略的経済対話を通じ新しい協力分野を開拓し、「中国・インド文化交流計画」を開始すると共同宣言を発表した。新しい北京-ムンバイ航路開設は、経済、貿易、観光、文化、人的交流の分野においてかつてなく高まる市場の需要に応えることに役立つ。
エアチャイナは2015年、北京のハブを中心に世界に広がる路線のネットワーク構築を続けるとともに、中国政府による「一帯一路」イニシアチブを念頭にして「一帯一路」諸国に沿った路線拡大を開始したが、今後もそれを継続する。その実例として、今年前半に開設した北京-ミンスク-ブダペスト、北京-イスラマバード-カラチ、北京-クアラルンプール、北京-コロンボ、北京-ヨハネスブルクの各路線と間もなく開設される北京-アジスアベバ路線が含まれている。
今回の運航開始によって、アジア太平洋地域におけるエアチャイナのサービスは17に増え、中国とインド間の直行便は週8便になる。この路線は北京経由でインドおよびアジア太平洋地域からその他の世界へ向かう旅行者に新しい便利な選択肢を提供する。
▽新路線のスケジュール
北京-ムンバイ便CA889/890は火曜日、木曜日、土曜日、日曜日の週4便を運航。往路は北京時間午後7時40分出発、ムンバイ到着は現地時間翌日の午前1時00分。復路はムンバイを現地時間午前2時半に出発し、到着は北京時間11時20分。
北京-デリー便CA947/948は月曜日、水曜日、金曜日、土曜日の週4便が運航している。往路は北京時間午後8時40分に出発、デリー到着は翌日の現地時間午前1時35分。復路はデリーを現地時間午前2時50分にたち、北京到着は北京時間午前11時25分。
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