【深セン(中国)2015年8月17日PRN=共同JBN】第6回「Asia's Best Employer Brand Awards」(アジア・ベスト・エンプロイヤー・ブランド・アワード)の表彰式が8月12日、シンガポールで開催された。世界的な「スマート」製品のメーカーでインターネット・アプリケーション・サービスのプロバイダーでもあるTCL Corporation(TCL集団)は4年連続で同社の従業員訓練プログラムおよび人材管理の面における成果に対して同賞を受賞した。TCLの人事担当ディレクター、ワン・チェン氏は表彰式の席上、TCLの人材訓練プログラムは絶えず発展を続けており、同社の安定成長を支える確固とした礎になっている、と述べた。
Asia's Best Employer Brand AwardsはEmployer Branding Institute、World HRD Congress、Stars of the Industry Groupによって共催され、業界で最も権威のある賞の1つと考えられている。同賞の審査員団がTCL集団を高く評価した理由のひとつは従業員が前向きになれるような労働環境を作る努力をしている点であり、もう1つは従業員がスキルを高め、職業的な成功を収めることを助ける人材訓練プログラムを開発していること、さらに企業利益と従業員のそれとを1つにすることを企業の成長の基礎であるとして重視する共通の企業文化を持っていることである。
TCLは1980年代の創業で、その後30年以上にわたり、一連の斬新な技術革新を積み重ね、世界的なインテリジェント製品のメーカーおよびインターネット・アプリケーション・サービスのプロバイダーへと発展した。その間、スキルを持つ個人を発掘し、彼ら独自のスキルを生かせる職場につけるという企業文化が同社の発展にとって欠くべからざる原動力だった。TCLグループは現在、アジア、アメリカ、欧州、オセアニアなど80強の国と地域で75000人を雇用している。TCLはスタッフを大事にする企業哲学に沿い、同社独自の人材訓練プログラムを確立、発展させる努力を続けているが、このプログラムは職場において異なる文化を融合することを尊重、促進するものになっている。
TCLの人材訓練プログラムが最初に注目を浴びたのは2006年に李東生会長がEagle Talent Training Programを創設した時である。このプログラムには経営幹部向けのSoaring Eagles Program、中間管理職向けのElite Eagles Program、第一線のマネジャー向けのFlying Eagles Program、中途採用および新卒向けのEaglets Programが含まれている。この包括的な人材訓練プログラムは競争力の高いスタッフ間でエクセレンス(優秀さ、卓越性)を生み出すよう考案されている。
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