【深セン(中国)2015年4月27日PRN=共同通信JBN】中国の深セン・ハイテク工業団地(http://www.shenzhenparty.com/place/business-services/high-tech-industrial-park-nansha )にあるTCL Towerは4月23日、深センのハーマンインターナショナルのフラグシップ店を新たなテナントとして迎え入れた。祝いのリボンカット・セレモニーが行われ、同店は正式にオープンした。また、その姉妹店のTCL O2Oのフラグシップ店も同日オープンした。両企業の包括的パートナーシップのスタートを象徴して、TCL Corporationのリー・トンション会長、ハーマンインターナショナルのディネシュ・パリワル会長がともにセレモニーに出席した。
リー・トンション会長はリボンカット・セレモニーの際、両企業は常に緊密な協力関係を維持し、ハーマンとテレビ、携帯電話、Tonly OEM、O2Oを含むTCLの4事業部門との間で大きな進展を果たしてきたとあいさつした。同時オープンしたTCLとハーマンの2つのストアは世界クラスのビデオおよびオーディオ企業としてパートナーを組み、最新鋭の消費家電製品イノベーションを地元顧客に提供する。
ハーマンは世界をリードするオーディオおよびインフォテインメント企業として、オーディオ市場、消費者市場からプロフェッショナル・オーディオ市場まで、多様な市場に対しプロフェッショナルなオーディオ・エレクトロニクス製品およびインフォテインメント・システムを開発、製造する。ハーマンはこの数年にわたり、スマート製品の世界的メーカーでありインターネット・アプリケーション・サービスのプロバイダーであるTCL Corporationと強力なパートナーシップをすでに築いてきた。テレビ、通信業界で長年確固たるプレゼンスを確立しているTCL Corporationは中国初のテレビメーカーであり、ハーマンインターナショナルの有名部門のハーマンカードンと全面的なブランド提携を行ってきた。
TCLとハーマンの包括的提携は主に小売と製品面でのコラボレーションの形をとっている。小売のコラボレーションでは、ハーマンはTCLのeコマース・プラットフォーム上でハーマンの社名が記載されたフラグシップのオンラインストアを開店する計画であり、同社の唯一のeコマース・パートナーとしてTCLを認定する。ハーマンはまた、100の高品質TCLストアで店舗での製品サポートも提供する。ハーマンは、今月発売されたTCLのH8800曲面量子ドット・テレビやIdol X3携帯電話の音響機能で示されたように、TCL製品のために多様な製品カスタム化サービスを提供してきた。さらに、世界中のオーディオ愛好家に人気のあるJBL(ハーマンのトップブランド)イヤホンはTCL携帯電話の標準アクセサリーになる。ユーザーはTCLのどの電話を使用しても、最もピュアなオーディオを利用でき、いつでもどこでも究極のオーディオ&ビデオ体験を楽しむことができる。
「究極の体験を備える製品・サービスを提供する」というのがTCL Corporationのビジョンであり、同社が掲げる「2つの+」戦略(すなわち「Intelligence + Internet」戦略と「Product + Services」戦略)である改革戦略を成す根幹でもある。インタネット時代の課題に直面し、TCLは同社の事業の中心を製品だけからからユーザー体験に切り替えることによって、技術および製品のイノベーションにこだわることを宣言している。これはハーマンとのパートナーシップを強化・維持していくことに示されている。
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ソース:TCL Corporation