DFIがQualcomm QCS6490プラットフォームで構築され、高度なAMRおよびAGVアプリケーション向けにカスタマイズされた最新のQCS051産業用マザーボードを発売
【台北2024年4月9日PR Newswire=共同通信JBN】組み込み式マザーボードおよび産業用コンピューターで世界をリードするブランドである DFIは9日、Embedded Worldで最新イノベーションであるDFI QCS051産業用マザーボードの発売を発表しました。最新の産業オートメーションの複雑なニーズに対応するために作られたQCS051は、Qualcomm(R)QCS6490プロセッサーを統合し、自律走行搬送ロボット(AMR)、無人搬送車(AGV)などの高度なアプリケーションに汎用性を提供します。市場分析によると、AGVとAMRの潜在力は2028年までに約200億ドルまで急上昇し、270万台のロボットの設置が見込まれると予測されています。この急成長は、主に物流と製造の分野によって推進されています。
QCS051は、スペースに制約のある環境向けに設計されたコンパクトな2.5インチPico-ITX産業用マザーボードで、堅牢なQCS6490プロセッサーを搭載しています。卓越したコンピューティングパワーを提供するQCS051は、スマートロジスティックソリューションや堅牢な産業システムに導入された場合でも、一貫した信頼性の高いパフォーマンスを保証します。
QCS051は、2つのM.2拡張スロットによって柔軟性を提供します。LPDDR5x RAMは、電力効率の向上と消費電力の削減によってパフォーマンスを向上させます。HDMIインターフェースはシームレスなディスプレー接続を提供します。CAN-Busサポートによって、QCS051は産業オートメーションで一般的に使用されるデバイスと確実に通信できます。QCS051はマイナス25°Cからプラス75°Cまでの広い温度範囲で動作し、過酷な産業環境に耐えます。さらに、ファンレス設計により、静かな動作と寿命が保証され、騒音に敏感な環境に最適です。
DFIの製品センター担当ゼネラルマネージャーであるJarry Chang氏は次のように述べました。「AIアプリケーションを統合し、ESGの持続可能性を重視する時代において、当社はQualcomm Technologiesを搭載したDFI QCS051産業用マザーボードを自信を持って導入し、ワットあたりのパフォーマンスが向上したバランスのとれたソリューションを提供します。この革新的なソリューションは、コンパクトな設計、堅牢なパフォーマンス、広範な機能によって最新の産業オートメーションに対する要求を満たし、AMR、AGV、およびボックスPCに革命をもたらします」と語りました。
Qualcomm Technologies, Inc.の事業開発担当副社長兼ビルディング・エンタープライズ・産業オートメーション担当ヘッドであるDev Singh氏は「QCS6490 プロセッサーを搭載したQCS051産業用マザーボードは、産業オートメーション技術の大幅な進歩を象徴しています。DFIと協力して、ビジネスの成長を支援する、よりスマートで効率的なオートメーションシステムを提供できることを誇りに思います」と語りました。
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