【平昌(韓国)2014年10月10日PRN=共同通信JBN】国連生物多様性条約締約国会議は6日、世界各国の政府当局者、環境保護団体代表、業界関係者らが参加して韓国東部の平昌で始まった。
生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)は10月17日まで開催され、194カ国から約2万人が参加する。
事務局によると、「持続可能性のある発展のための生物多様性」をテーマに開かれる今回の会議では、2011-2020年の生物多様性戦略計画の中間的目標達成度を評価し、世界中から失われて行く動植物種の保全に対する各国政府や国連の調整された対策が議論される。
会議は2週間の議論の後、国連の持続可能性のある開発目標達成の道筋を盛り込んだ「平昌ロードマップ」と、会議の結論を盛り込んだ「江原道宣言(Gangwon Declaration)」を採択して閉幕する。
期間中、公平・公正な利益配分に関する名古屋議定書の第1回締約国会議(10月13-17日)、生物多様性に関する都市と地方政府サミット(10月13-14日)、ハイレベルセグメント会議(10月15-16日)も開かれる。
生物多様性会議は、非公式的には多様性会議とも呼ばれるが、1992年国連環境開発会議で採択され、生物多様性に関するすべの問題と取り組んでいる。
この多国間条約は環境保護に関する国連の3つの条約の1つである。他の2つは気候変動枠組み条約と砂漠化防止条約である。
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ソース:The Korean Secretariat of the UN biodiversity Conference 2014/CBD COP12