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韓国.平昌で国連生物多様性条約締結国会合が始まる

The Korean Secretariat of the UN biodiversity Conference 2014/CBD COP12
2014-10-03 22:11 1461

【ソウル2014年9月30日PRN=共同通信JBN】韓国環境省によると、ソウル東方の平昌で29日始まった第12回生物多様性条約締約国会合(COP12)には約2万人の政府関係者、環境問題研究者、事業関係者が参集した。

同省によると、第12回生物多様性条約締約国会合(COP12)は、世界194カ国から約2万人の代表が参加し、開会式に続き19日間にわたって会合が開かれる。

参加者は、「持続可能性ある開発のための生物多様性」と題された今回の会合で生物多様性に関する2011-2020年の戦略計画と2015年以降の国連の持続可能な開発目標の中での生物多様性目標の適応に関する中期的評価を含む議題について議論する。

生物多様性に関する条約(生物多様性条約、CBD)は、地球が直面している環境問題に対処するため、1992年にブラジルで開催された環境と開発のための国連会議(UNECD)で採択された。

遺伝資源、種、エコシステムを含む生物多様性のあらゆる側面を取り扱う多国間条約は、気候変動枠組み条約、砂漠化対処条約に沿って環境保護を目的とする国連条約の1つである。

さらにこの平昌会合期間中には、第7回カルタヘナ議定書締約国会合(9月20-30日)と生物の多様性に関する条約の遺伝資源の取得の機会およびその利用から生ずる利益の公正かつ公平な配分に関する名古屋議定書締約国会合(10月13-17日)がそれぞれ開催される。

COP 12は、国連の持続可能な開発目標の達成方法と会合の結論をまとめた「Gangwon Declaration(江原道宣言)」を採択する予定。

江原道宣言(Gangwon Declaration)には、北朝鮮との国境にある非武装地帯(DMZ)の韓国側における生物多様性保護に対する韓国政府の懸念が盛り込まれるものとみられる。

2014年国連生物多様性会合を担当する韓国事務局ディレクターゼネラルのキム・サンフン氏は「韓国として今回の会合を環境に優しいものにし、世界の生物多様性を保護する価値を強化する機会にする」と語り、次にように述べている。

「今回の会合は江原道にとって世界に平昌を知ってもらう良い機会だと考えている。平昌は2018年冬季五輪の主催都市であり、五輪大会に先立ち大規模な国際的催しを主催できる能力があることを知ってもらう良い機会だ」

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ソース:The Korean Secretariat of the UN biodiversity Conference 2014/CBD COP12

ソース: The Korean Secretariat of the UN biodiversity Conference 2014/CBD COP12