【上海2014年9月30日PRN】高性能太陽光発電製品の世界最大メーカーの1つであるJAソーラー・ホールディングス(JA Solar Holdings Co., Ltd.、Nasdaq:JASO)は29日、同社の多結晶シリコン型(マルチSi)太陽電池セルが20%の太陽エネルギー変換効率を達成したと発表した。JAソーラーの研究チームは高度な光トラッピングおよび表面安定化の独自技術を使って、マルチSiセルの19%効率達成を発表してからほんの9カ月の間に変換効率を1%完全に向上させることを達成した。
JAソーラーのヨン・リュー最高執行責任者(CEO)は「JAソーラーは20%の限界を打ち破ることで、マルチSiセル効率で世界新記録を達成した。今回の成果は、JAソーラーが太陽光(PV)技術を発展させ、発電力の増大と設置費用の減額によって当社の顧客の価値を生み出す比類のない能力を備えていることをあらためて実証したものである」と語った。
JAソーラーの主任科学者で研究開発担当ゼネラルマネジャーであるウェイ・シャン博士は「当社のマルチSi太陽電池セルが連続して新記録を樹立したことは、当社の研究開発チームの大きな成果である。しかし、これはほんの始まりにすぎない。今年20%の限界を乗り越えたこの自信によって、現在では次の四半期には効率をさらに向上させるという期待が膨らんでいる。さらに、われわれはこの最新の高性能セルを基盤にして、近い将来モジュールレベルでも性能面で新記録を樹立できると考えている」と語った。
JAソーラーは、同社の新技術を使ってマルチSiセルを大量生産するとともに、2015年にはこの最新高効率マルチSiセルを商用モジュールアセンブリーに組み込む計画である。
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ソース:JA Solar Holdings Co., Ltd.