【成都(中国)2023年11月27日PR Newswire=共同通信JBN】中国南西部・四川省の省都、成都は、四川省綿陽市で22日に開幕した第11回China (Mianyang) Science and Technology City International High-Tech Expo(中国(綿陽)科学技術都市国際ハイテク博覧会)で、科学技術イノベーション力を見せつけました。
Chengdu showcases technological strength at the 11th China (Mianyang) Science and Technology City International High-Tech Expo.
科学技術省と四川省政府が共催する同博覧会は、総展示面積4万平方メートル、参加企業は300社超、展示品は3000点以上に上ります。
Chengdu Science and Technology Bureau(成都科学技術局)によると、成都に拠点を置く科学研究機関と革新的企業は、今年の博覧会に30余りの主要な技術的成果をもたらしました。
四川省の天府研究所計画で重点研究所の1つとなっている天府興隆湖研究所のスタッフZou Sifei氏は、同研究所は画期的な光電子素材、光電子デバイス、光電子システムについて徹底した研究を行い、研究成果の転化(応用)を推進してきたと語りました。
同氏によると、同研究所は、情報メタマテリアルとワイヤレス通信、マテリアルフォトニクス、先端光デバイスなどの分野で科学研究の応用の最新成果を披露しました。
Tsinghua Sichuan Energy Internet Research Institute(清華四川エネルギーインターネット研究院)幹部のHe Weizhi氏は、同研究院は560件以上の発明特許を保有しており、技術的成果の応用を促し、地域経済の発展に力を与えていると語りました。
同研究院は、「浮遊・巡回」両用水中検査ロボットや小型インテリジェント電流センサーなど、技術的成果を応用した製品の数々を展示しました。
同氏は「博覧会で私たちの技術力を披露するだけでなく、より多くの多才な人材が当研究院に参加し、さらに研究を進めてくれるよう期待しています」と語っていました。
Sichuan Tengden Sci-tech Innovation Co Ltdの幹部Xu Huawei氏は、同博覧会は国内外の最先端の成果を紹介し、同社にとって多くの成長見通しや協力のチャンスを生み出してくれると語っていました。
Xu氏は、産業用UAV分野で成都のリーダー的存在であるTengdenは、人工降雨、緊急連絡、森林火災監視などの分野で幅広く使用できる自社開発のUAVのモデルを展示したとも語りました。
アンテナテスト、無線通信、航空宇宙などの分野で製品が使用されているChengdu Jiujin Technologies Co LtdのセールスエンジニアShi Da氏は、同博覧会はさまざまな業界の専門家が集まるため、同社のイメージや製品を売り込み、パートナーとのコミュニケーションを促進する絶好のチャンスだと話していました。