【成都(中国)2020年12月3日PR Newswire=共同通信JBN】強固な技術基盤と革新的文化から恩恵を受ける成都は、中国西部の科学技術発展のリーダーになっている。
この四川省省都はまた、中国西部最大の大都市圏である成都-重慶経済圏を強力にサポートしている。
成都は66の産業地区・団地の所在地であり、多数のハイテク企業が誘致され、支店を開設して業務を開始している。
北京に本拠を置く宇宙技術の新興企業Galactic Energyは、成都で航空宇宙産業クラスターの発展を推進している企業の1つである。
Galactic Energyが設計、製作した中国の新しい打ち上げロケットCeres 1は11月7日、初飛行を行った。
同社は成都の航空宇宙産業地区で次世代の商業打ち上げ機の研究開発基地を建設している。168.5平方キロメートルの同地区は、中国の先導的な商業航空宇宙産業センターの1つになることを目指している。
この航空宇宙産業地区は、産業振興を加速させるため、4つの起業支援プロジェクトとその他の6つのプロジェクトを開始している。同地区は、5年以内に中国の重要技術製品の大量生産増強を目標に航空宇宙技術革新工場を開設する。
成都はまた、生物医学部門で目覚ましい業績を挙げている。Chengdu Tianfu International Bio-Town(成都天府国際バイオタウン)には150のプロジェクトが集まり、5つのノーベル賞受賞者チーム、4つのアカデミー会員チーム、51の優れた人材チームを呼び込んでいる。
天府新区(Tianfu New Area)のもう1つの革新的起業のランドマークはChengdu Science Town(成都サイエンスタウン)である。これは成都と重慶のWestern Science City(西部科学都市)共同開発計画の中核部分でもある。
Chengdu Science Townは同市中心街の南29キロメートルにあり、計画面積は99.4平方キロメートルである。同タウンは多くの主要なイノベーションプラットフォーム、研究機関、最先端の科学技術企業を集積している。
同サイエンスタウンは、11の主要な科学技術インフラストラクチャープロジェクト、CAS the National Agricultural Science Centerのような機関から資金を得ている17の国家イノベーションプラットフォーム、研究機関や大学、地方政府の共同の取り組みで運営されている41プロジェクトを誘致している。
成都は四川-チベット鉄道(Sichuan-Tibet Railway)に国家レベルの技術革新センターの拠点を提供すると期待されている。同センターは高い高原・山岳のような複雑な環境の中での鉄道の建設や装置の開発に関する研究を行う。