【北京2014年7月8日PRN =共同JBN】ドイツのメルケル首相が中国を公式訪問中、中国国際航空(エアチャイナ)の宋志勇社長兼エグゼクティブディレクターとルフトハンザ・ドイツ航空のカルステン・シュポール取締役会議長兼最高経営責任者(CEO)は北京で両社の戦略的パートナーシップを拡大する了解覚書に署名した。
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エアチャイナの宋志勇社長兼エグゼクティブディレクターとルフトハンザのカルステン・シュポール取締役会議長兼最高経営責任者(CEO)が、メルケル首相の中国滞在中に署名した覚書は乗客合弁協力での戦略的パートナーシップを強化するものである。
宋志勇社長は7月7日に北京で行われた署名式に際し「グローバルな航空ネットワークになるというエアチャイナの努力は、航空会社間のアライアンスと協力パートナーの存在を抜きにしては成功することができない。将来のルフトハンザとのジョイントベンチャー協力は国際的な路線ネットワークの拡大を目指すエアチャイナの努力を実現するもので、双方に利益をもたらし、旅行選択の幅を拡大し、旅客に快適な旅を提供することになる」と語った。
シュポール議長は「エアチャイナとともにわれわれの顧客、特に欧州と中国の顧客により便利なフライトコネクションとサービスを提供できることをうれしく思う。業界をリードする航空会社、特にルフトハンザグループとの戦略的パートナーシップのおかげで、世界の4大経済大国との路線接続はより便利になるだろう」と述べた。
2014年夏シーズン、エアチャイナとルフトハンザの中国・ドイツ間の乗客収容能力は合わせて週81便となる。現在、エアチャイナとルフトハンザは中国とドイツの間のフライトはすべてコードシェアリングを導入している。同時に国内および第3国のコードシェアリングについては、エアチャイナとルフトハンザはそれぞれ9カ所のアクセスポイントにネットワークを拡大し、チューリヒ、スペイン、ブラジルなどの目的地に飛ぶことができる。ルフトハンザとのジョイントベンチャーでは顧客に対してより多様なルートを提供し、よりフレキシブルな接続を可能にできる。旅程のオプションとフライトコネクションが増える。新しいパートナーシップの合意は2段階に分けて実行され、最初に2014年10月に発表される冬期スケジュールに反映される。両社は別の覚書にも署名した。メンテナンス、修理、オーバーホールサービス分野での協力拡大を取り決めている。
中国と欧州をつなぐ最大の航空会社として、エアチャイナは欧州全体をカバーするネットワークの構築を進めてきた。現時点ではエアチャイナは中国と欧州との間で23の路線を保有し、1日当たり194便を欧州の19主要都市に就航させている。ロンドン、パリ、フランクフルト、ウィーン、ローマ、マドリードなどが含まれている。2013年、エアチャイナは中国と欧州との間で195万人を運んだ。平均座席占有率は80%を超えた。北京をハブにした強力でバランスのとれたグローバルネットワークをベースに、特に2007年にスターアライアンスに加わってからエアチャイナは195カ国の1328空港に乗り入れている。ルフトハンザとのジョイントベンチャーはグローバル化へ向けてのもう1つの重要なステップとなる。エアチャイナは今後とも乗客により多くのフライトコネクションと旅の快適さを提供していく。