シンガポールのDiversity Champion Internship Program(ダイバーシティ・チャンピオン・インターンシップ・プログラム)で、大学生が国際企業のダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン・プログラムと事業運営の改善に貢献
【シンガポール2023年8月30日PR Newswire=共同通信JBN】香港とシンガポールの多様なバックグラウンドを持つ大学生が、企業がdiversity, equity and inclusion(DEI、多様性・公平性・包摂性)プログラムを強化し、事業運営をさらに強化するための提言をまとめる課題をこのほど完了しました。この課題は、マニュライフ、Herbert Smith Freehills、ハイアットが共催する今年のDiversity Champion Internship Program(DCIP、ダイバーシティ・チャンピオン・インターンシップ・プログラム)の中核を成し、参加者に将来のキャリア形成に向けた実体験を提供しています。
いまや香港で3年目を迎え、シンガポールで初めて開催されたこのプログラムでは、学生は従業員が直面する職場の課題を特定し、DEIの観点から従業員の悩みを解決する可能性のあるソリューションの提案に取り組みました。彼らはマニュライフ、Herbert Smith Freehills、ハイアットの業務に入り込み、ジョブシャドウイング(学生・生徒が、さまざまな企業・組織の社員に一日同行し、どのような仕事をしているかを体感すること)やシミュレーション活動から、ワークショップや講義に至る実際の業務を体験しながら、保険、プロフェッショナルサービス、ホスピタリティ業界について理解を深め、従業員がより優れた仕事をするために企業内のリソースを活用できる分野を特定しました。
プログラムの卒業式では、マニュライフ、Herbert Smith Freehills、ハイアットの経営幹部を前に、学生たちがその成果とインサイトを発表しました。役員たちは将来の企業での展開の可能性について学生たちの意見を検討することになります。
マニュライフのSudesh Thevasenabathyダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン・アジア責任者は「Diversity Champion Internship Programはマニュライフにとっても、参加する学生にとっても、非常に大きな変化をもたらしてきました。私たちは、このプログラムを今年シンガポールで実施できることに興奮しています。多様な背景を持つ学生にこのようなユニークな機会を提供することで、制度的な障壁を取り除き、職場における公平性とアクセスの向上を促進することができます。マニュライフの使命は、包括的な経済機会を促進し、持続可能な未来を加速させ、地域社会のすべての人々の健康と幸福に力を与えることです。当社はこのプログラムの共同主催者であることを誇りに思い、今後数年間でアジアのより多くの市場でこのプログラムが実施されることを楽しみにしています」と述べました。
Herbert Smith FreehillsのSimon Chapman KCパートナー兼係争部門地域責任者は「Herbert Smith Freehillsは、多様性と包摂性で世界有数の国際法律事務所となることを戦略的ビジョンの一つとして掲げています。このようなプログラムにより、私たちは一歩前進し、より多様で包摂的な世界を目指すというビジョンを達成するために協力することに全力でコミットしていることをクライアントや地域社会に表明することができます。私たちは、これらの刺激的な未来のリーダーたちがキャリアの第一歩を踏み出す支援をできたことが誇りです。ハイアット、マニュライフとのパートナーシップを継続し、香港とシンガポールでプログラムを展開していくことを楽しみにしています」と述べました。
ハイアットアジア太平洋のGordon Chan上級副社長(法務担当)は「私たちハイアットは、包摂性と多様性がビジネスの重要な礎であり、他者を思いやり、その人たちがベストを尽くせるようにするという私たちの目的を達成する基本であると考えています。マニュライフ、Herbert Smith Freehillsとのコラボレーションを3年目も継続し、このDiversity Champion Internship Programをシンガポールに拡大することで、学生たちに将来のキャリアに活かせる業界の知識と経験を提供できることを誇りに思います。インターン生がこのプログラムにもたらす情熱と展望は、感動的なものでした。私たちは、このユニークで有意義なイニシアチブに引き続き投資し、成長させ、より多くの有望な若い人材を惹きつけ、将来の多様で公平かつ包摂的な労働力を育成し続けることを楽しみにしています」と述べました。
DCIPは、人種、ジェンダー、セクシュアリティ、社会経済的背景、および/または障がいによって昇進の課題に直面している大学生を対象とした、双方向的で多業界にまたがる就職斡旋の機会です。その目的は、共催企業が学生の学業や人生経験を活用し、それぞれの多様性・公平性・包摂性プログラムをさらに強化し、同時に、学生に企業で自分のアイデアを実現する可能性のある機会を提供することです。
3社とも、インターンとスタッフの双方にとって包摂的な職場環境づくりに取り組んでおり、これには、バリアフリーのトイレ、柔軟な勤務形態、必要に応じた支援技術など、職場のアクセシビリティ調整を行うことも含まれます。応募プロセスからプログラム自体に至るまで、インターンのニーズに合わせて対応できることが保証されています。
シンガポール国立大学データサイエンス&アナリティクス学部2年生のDamaen Tanさんは「Diversity Champion Internship Programのおかげで、これまでほとんど、あるいはまったく知らなかった労働力における多くの機会を探求することができました。DEIプログラムが企業の業務運営全体の改善に与える潜在的な影響を実感しました」と述べました。
南洋理工大学コミュニケーション学部2年生のJing Xuan Gohさんは「情熱的な個人が集まれば、それは単に仕事上のビジネス目標達成に取り組むということではありません。従業員、顧客、そして社会全体にとってより持続可能な未来に貢献できるアイデアを提供できるより多様で包摂的な環境を作ることなのです」と付言しました。
マニュライフ、Herbert Smith Freehills、ハイアットは、SGEnableと協力して、DCIPの学生候補を特定・採用しました。学生たちは、その長所と、学業を通じて得た機会、そして最も重要なDEIへの理解に基づいて選ばれました。
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Manulife Singapore(マニュライフ・シンガポール)は1899年に設立され、保険・退職給付制度・資産運用のソリューションを提供し、顧客の様々なライフステージにおける金融ニーズに応えています。マニュライフ・シンガポールの広範なマルチチャネル販売網を通じて、顧客は同社のソリューションに容易にアクセスすることができます。確立された代理店網に加え、銀行やファイナンシャル・アドバイザリー会社など数多くの専門パートナーを通じて商品を販売しています。マニュライフ・シンガポールに関する詳細はmanulife.com.sg. をご覧ください。
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