91万平方フィートのビルでワールド・クラスのオフィス及び商業施設を提供
34階建てのビルがロンドンの摩天楼に加わる
ロンドン 3月5日 /PRニュースワイヤ/ ヘンダーソン・グローバル・インベスターズがレデンホール・ストリート40番地に予定している約127億円の不動産ビジネスに、ロンドン市より計画許可が与えられることとなりました。
(写真: http://photos.prnasia.com/prnh/20140227/8521401132-a)
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この刺激的でハイ・クオリティなビル(計画発表当初は「ゴッサム・シティ」との愛称で呼ばれていました)はシティの高層ビルが集まる東エリアの中心部に位置します。 高さは位置によって7階からオフィス部分の34階まであり、地下は2階まで、屋上階の施設を含めると合計高さ170m (基準海抜)になります。小売り・カフェ・レストランなどに使えるフレキシブルなスペースが1階部分にあり、また、フェンチャーチ・ストリートを見下ろす位置にルーフ・テラスのあるカフェやレストラン用のスペースがあります。ビルの延べ床面積は91万平方フィートで、オフィス部分が89万平方フィート、小売部分が2万平方フィートを占めます。
このビルはシティ・オブ・ロンドンの中でも保険会社が古くより集約する、ダイナミックなEC3地区に位置します。 この場所は交通の便に恵まれており、バス路線も多く、地下鉄や鉄道の駅も周囲に多数あります。 ビリター・ストリート19番地から21番地にある1865年に建てられたグレードII指定建造物は修復され、この計画に含められることになっています。 この建設作業により390人分の正規職員の雇用が生まれ、完成の後には約7,000人がこのビルで働くと予想されています。
この計画は数々の受賞経験のある国際的建築事務所「メイク」の設計に依るもので、指定建造物の周りに垂直に層を配したデザインとなっています。印象的で、計算しつくされた縦の構成が、カーブや曲線の多いロンドンの摩天楼に加わります。 周辺の高層建築物を考慮した結果、このビルの最も高い部分は北の端にあり、南側のテムズ川やロンドン塔に向かって高さは段々と低くなっていきます。 またこの計画中のビルは、レデンホール・ストリートの北側で高い位置で階段状になっており、セントポール寺院へ続く、式典に使われる道路であるフリート・ストリートを東に進んだ場合、視界に入らないような設計になっています。 1階のエントランスや小売り店舗が面する部分はゆったりとした歩行者ゾーンとなっており、隣接するレデンホール・ストリート、フェンチャーチ・ストリート、ビリター・ストリート、フェンチャーチ・ビルディング沿いの主要な歩行者ルートには幅の広い石畳スペースを設けています。
ヘンダーソン・グローバル・インベスターズのセントラル・ロンドン・オフィスの資産部門のディレクターであるNick Deaconは次のように語りました。「本計画が承認されたことを非常に喜ばしく思っております。このビルがロンドンの空に加わることは非常にエキサイティングなことであり、変化し続けるシティのタワー群への重要な貢献となるでしょう。 このプロジェクトにとって非常に意味のある一歩と言えます。私達はこの計画を前進させるために尽力しており、また計画実行のためにたくさんのオプションを検討しているところです。
ヘンダーソン・グローバル・インベスターズの資産開発部門のディレクターであるGeoff Harrisは次のように語りました。「EC3地区は高層タワーや低い建築物のブロック、主要道路、奥まった路地や慎ましい公共スペースがある豊かな都市性を持ったエリアですが、この計画はこの地域によくマッチしたものとなるでしょう。 変化のある垂直面のデザインがビル群の景色に加わります。またこの建物は南に向けて低くなっていく配慮がなされており、テムズ川の上や対岸から見た場合、周囲の景観を尊重していることが分かります。」
メイクのパートナーでありプロジェクトのリーダー建築家であるPaul Scottは次のように語りました。 「私達の建築計画が許可を得たことに感激しています。シティの保険会社地区の価値を高め、その世界最高の地位をより強固なものとする、世界クラスの21世紀のビルを誕生させることを楽しみにしています。このビルのデザインは新しい境地を拓き、ロンドンの現代建築のシンボル的存在の仲間入りを果たすでしょう。」
この開発計画はBREEAM NC 2011 Excellent基準に準拠したものとなっており、計画されている環境保護対策を取った場合、ビルディング・エミッション・レートは、2010ビルディング・レギュレーションのパートL2Aを少なくとも40%下回ります。このビルには1,067台分の自転車駐輪スペースとさらには電動カート用の充電スペース、113のシャワー、2つの身障者用駐車スペースを備えています。
ヘンダーソンは2011年5月にクライアントの代理でこの「レデンホール・トライアングル」の土地を取得しました。ヘンダーソンのセントラル・ロンドン・オフィス・ティームは現在約9億ポンド相当の資産をセントラル・ロンドンのメイン・サブ・マーケットに所有しています。またヘンダーソンの投資ポートフォリオには200万平方フィートのオフィス物件があり、また開発ポートフォリオには更に85万平方フィートの物件があります。開発ティームにはロンドン市場において高品質な計画を提供してきた実績があります。
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ヘンダーソン・プロパティについて
ヘンダーソンは約127億ポンド(2013年9月30日現在)のプロパティ・ファンドをヨーロッパ、アジア、米国に持つ、有数のプロパティ・マネージャーです。プロパティ・ティームはヨーロッパ、アジア、米国をベースとする200名以上ものスタッフからなります。ヘンダーソンはアムステルダム、北京、シカゴ、フランクフルト、ハートフォード、香港、ロンドン、ルクセンブルク、マドリッド、ミラノ、パリ、シンガポール、ストックホルム、シドニー、ウィーンにオフィスを構えています。またハンブルクのジョイント・ベンチャーを通じてアセット・マネジメント業務を行っています。
プロパティ・ビジネスではコア・リターン、バリュー・アッド・リターンが期待される資産に投資する合同運用、および個別分離運用の取り扱いを行っています。全ての商業領域にわたる投資に加えて、プロパティ・ビジネスではセクター・スペシャリストのいるファンド、および/または地域テーマごとのファンドの取り扱いも行っています。ヘンダーソンのプロパティ・ビジネスでは業界をリードするリサーチ能力をご提供します。
2013年6月、ヘンダーソン・グローバル・インベスターズとTIAA-CREFは新たにグローバルな不動産投資管理会社、TIAAヘンダーソン・リアル・エステートを設立することを発表しました。新会社は2014年の第1四半期に設立予定で、TIAA-CREFのヨーロッパ不動産ビジネス、ヘンダーソンのヨーロッパ、アジア太平洋ベースの不動産ビジネスを取り扱います。また自己資産と在北米のTIAA-CREFが所有する約420億ポンド相当の不動産資産のため、グローバル・ディストリビューションとサービシング・プラットフォームも運用します。業界最大規模のこのグローバル企業は、クライアントに不動産の世界市場でのより幅広く投資機会を提供し、同時に各企業の不動産ビジネスの成長を助け、各マーケットのグローバルな可能性へとクライアントを導きます。
ヘンダーソン・グローバル・インベスターズについて
1934年に創設されたヘンダーソン・グローバル・インベスターズは業界をリードする独立系アセット・マネジメント会社です。同社では企業クライアント、リテール・クライアント、自己資本比率の高いクライアントに対して、エクイティ、固定収入、プロパティ・キャピタル及び民間資本などの様々な資産種類に強みを持った、スキルの高い投資のプロフェッショナルがサービスを提供しています。そのビジネス本拠地をロンドンに置くヘンダーソンはヨーロッパで最大級の投資マネジメント会社で、推定708億ポンド(2013年9月30日現在)の資産管理を行い、世界中に1,000以上の従業員を擁しています。
メイク・アーキテクツについて
メイクは建築家及びデザイナーのスタジオで、建築、空間、環境の設計に携わっています。それらは社会的、経済的、環境的に責任を負うものであるので、メイクの作品は人目を引き、革新的なものとなっています。2004年にKen Shuttleworthによって創設された同社は、ロンドン、香港、北京にスタジオを構える、英国でも一流の建築事務所です。現在進行中のプロジェクトは個人宅から高層住宅、オフィス開発、スポーツ施設、病院や都市の基本計画にまで多岐に渡ります。
出所:ヘンダーソン・グローバル・インベスターズ