【香港2023年3月10日PR Newswire=共同通信JBN】香港で唯一、そしてアジアの主要な海外旅行展示会である毎年恒例のITE(国際旅行展)は次回、前半2日間を業界向け、後半2日間を一般向けとして、2023年6月15日から18日まで香港コンベンション&エキジビションセンターのホール1で開催される予定です。最初の1日半は登録済みの業界関係者のみ入場可能で、その後はビジターも入場料を支払って参加することができます。状況が好転していることを受けて出展者とビジターから非常に良い反応が得られ、ITE2023は4つのホール(もしくはそれ以上)で開催されて2倍の規模となり、極めて国際的なイベントとなることが見込まれています。
香港はしばしば、アジア第3位の供給市場にランクされています。2019年、香港は国際観光に269億米ドル消費し、世界第12位の供給市場にランクされ、香港から日本への旅行者数は200万人以上に達しました。
香港アウトバウンドは引き続き力強く回復しています。香港の住民は、昨年9月と比較して10月には70%も多く出発し、旧正月には45万3000人の出発があり、昨年に比べて50倍となりました。12月には約600のツアー団体が出発し、30%は欧州など非アジア圏へ向かいました。日本が3月1日に規制を解除したことで、主要な旅行代理店はイースター休暇中の香港の訪日ツアー団体が90%もしくは満席であることを報告しています。
1月には中国本土境界が再開しました。程なくして、約250の本土からの出展者がHong Kong Toy Fairに参加し、春節の黄金週には本土から10万5000人の観光客が訪れました。パンデミック前、中国と日本はITEにそれぞれ1番目と2番目に大きなパビリオンを設置し、ITEは本土からのバイヤーを約3000人迎えていました。
旅行の累積需要は存在しつつも、その伸びは航空便によって制限されており、アウトバウンドの大部分の回復は今年中になりそうです。実際、キャセイパシフィック航空は今年、乗客人数を30%から70%に増加する予定です。こうしたことから、ITE Hong Kong 2023が6月に開催されることは時宜にかなっています。
パンデミック前、極めて国際的なITEは50以上の国と地域から約700 の出展者、粤港澳大湾区に広がる1万1000人以上の地域バイヤーと業界ビジター、8万人の質の高いFIT(海外個人旅行)ビジターを引き寄せました。ITE2021とITE2022にはそれぞれ、3万人以上の業界関係者とFITビジターが参加しました。
35年以上前に初開催されて毎年恒例となったITEは、TKS Exhibition Services Ltdが主催し、中華人民共和国文化観光部、香港政府観光局、マカオ政府観光局などを後援者として香港旅遊業議会によって積極的に支援されるアジアの主要な海外旅行展示会です。詳細情報はwww.itehk.com をご覧ください。