【香港2022年4月26日PR Newswire=共同通信JBN】2021年7月に成功裏に開催されたInternational Travel Expo - ITE Hong Kong(香港国際旅行展示会)の次回開催は、香港コンベンション&エキジビションセンターで、第36回ITE(Leisure)と第17回MICEトラベル・エキスポを同時開催し、COVID-19第5波の影響で、6月ではなく2022年8月18日から21日までとなる。TKSが主催し、後援者して中国文化観光省や香港政府観光局などよって積極的に支援される。
ITE Hong Kongは、5000平方メートルのスペースを占有し、100を超える出展者を集め、その3分の2が海外出展者で、2544人の交易の来訪者と2万7106人の一般訪問者があった。小規模ながらも、ハイブリッドで多国籍地域におよぶITE-2021は信頼を高め、その成功事例などはITE-2022に導入される。
例えば、環境、アウトドア、グランピング(グラマラスなキャンピング)、テーマ性のあるレストラン、ショップなどが呼び物だった。約50のセミナーはFacebookのライブストリーミングを一部取り入れて物理的に開催される一方、出展者もZoomを介して施設内の来訪者と海外の講演者とを結び付けた。
例として挙げると、第5波の前に、中国本土、香港、台湾、日本、タイ、カナダ、アイスランド、欧州などの過去および新たに出展する国・地域の観光部局および企業は、ITE-2022への参加を確認した。海外からの旅行者へのワクチン完全接種の検疫を撤回するデスティネーションが増えれば、問い合わせも増えるとみられている。
第5波が出現した香港は、4月18日に感染者はわずか613件だった。これは、3月3日の5万6827件から98%以上減少した。また、4月1日から香港はフライト禁止を解除し、ワクチン接種をした住民の帰国の際の検疫期間を7日間に短縮した。これまで香港住民は2月に7万1000人以上が香港を出発した。3月1日から8日まで2万6000人が出発、その70%以上が空港からだった。
実際、ITE-2021のオンライン調査では、旅行に対する積もり積もった強い需要が見られた。パンデミック前の香港は250億米ドルを超える年間アウトバウンド支出があり、しばしばアジア3位にランクされており、日本への旅行は年間200万回以上に上っていた。
このように、主催者はITE-2022の8月開催に自信を持っている。前述の通り、さまざまな兆候が示すように、観光の回復を高める良いタイミングである。いずれにしても、出展者の支払いは繰り越されるだけで、延期されたITEへの参加に追加料金は必要ない。
締め切り前に支払うITE-2022出展者のすべては、TKSによりConvention and Exhibition Subsidy sharing(コンベンション・エキジビション助成シェアリング)から10%の割引を受けることができる。有資格の香港の出展者は、レンタルの最大50%までEMFを適用できる。ウェブサイトwww.itehk.com