【ソウル(韓国)2022年12月12日PR Newswire】
*KIWONTECHの日本を拠点とするジョイントベンチャーは、電子メールセキュリティーの国際標準化に関する説明会を開催した。
*同社は、同社の提案が来年、国際標準として採用されることを期待している。
国際的な電子メールセキュリティーソフトを開発している大手サイバーセキュリティー会社KIWONTECH(Kim Dong-cheul最高経営責任者(CEO))は、同社の日本を拠点とする合弁会社SCM Secu Systems Laboratory Inc.,と共に、日本の電子メールセキュリティーの国際標準化に向けたMail Inspector Platformの説明会を開催した。
多くの企業がコミュニケーションに電子メールを利用する中で、電子メールによるセキュリティー被害の報告件数は年々増加しており、電子メールセキュリティー市場は着実に成長している。
Born2Global Centre(Kim Jong-kap CEO)のメンバーであるKIWONTECHは、国際電気通信連合(ITU)の電気通信標準化部門(ITU-T)に「Security Requirements and Countermeasures for Targeted Email Attacks(標的型電子メール攻撃に対するセキュリティー要件と対策)」と題する提案を提出した。同社の提案は2021年12月に韓国の電子メールセキュリティー規格として採用された。その提案がITUによって国際規格として採用されるのは、2024年になるとみられている。
日本の主要な情報通信技術(ICT)企業約20社が説明会に参加し、電子メールセキュリティーの国際標準化に焦点を合わせた世界の電子メールセキュリティー市場の現状、問題、展望に関するSCM Secu Systems Laboratoryの説明に注意深く耳を傾けた。説明会の参加者は、日本の電子メールセキュリティー市場の活性化のための基盤を整備する必要性について意見が一致した。説明会でSCM Secu Systems Laboratoryは、KIWONTECHがイニシアチブを取る計画であるITUの国際的な電子メールセキュリティー規格の主な内容や、電子メールセキュリティー規格の草案を紹介し、国際標準を策定することの重要性について発表した。
SCM Secu Systems Laboratoryはまた、成田システム研究所を含む日本のセキュリティー企業4社との間で、日本で電子メールセキュリティー・ソリューションを提供、拡大するためのMOU(覚書)に調印した。この契約により、KIWONTECHは、同社が日本の電子メールセキュリティー市場をリードする存在となることを期待している。
KIWONTECHのKim Young-ki副社長は「Born2Global Centreの支援により、当社は日本のビジネスに不可欠な現地の戦略的足場を迅速かつ効率的に確保することができた」と語った。副社長は「当社は、商用化プロセスを構築するにあたり、国際的な電子メールセキュリティーの国際標準化の啓蒙活動を行いながら、製品の普及を加速させる」と付言した。
▽Born2Global Centreについて
Born2Globalが運営するBorn2Global Centreは、有望企業の世界進出を支援するフルサイクルのサービスプラットフォームである。2013年に科学技術情報通信省の下に設立されたBorn2Globalは、韓国で成功するスタートアップ企業エコシステムの基準を設定しており、スタープアップ企業が世界市場に関わり合い、十分に備え、つながり合えるようにスタートアップ企業を拡大、変革し続ける。
詳しい情報はhttps://www.born2global.com を参照。