カイロ, 2022年10月27日 /PRNewswire/ -- エジプトの国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第27回締約国会議(COP27)議長団とUNFCCCは会議の開催に先立ち、1日間の協議を開いた。
Centre for Multilateral Negotiations(CEMUNE、多国間交渉センター)の支援により、検討会はシャルムエルシェイクで開催されるCOP27が現在進行中の多くの気候と経済の課題にどのように取り組み、改善するかを話し合った。UNFCCC、COP27議長団とともに、COP20のManuel Pulgar-Vidal議長、COP26のArchie Young首席交渉者、COP24のTomasz Chruszczow元高級気候チャンピオン、COP22のHakima El Haite元高級気候チャンピオン、欧州連合(EU)のKaveh Guilanpour元気候変動首席交渉者も出席した。
グループ会合では、世界的な政治指導者らがどのようにすればプロセスをもっと動かせるかを議論し、COP27にこれまでの会議よりもっと影響を与える既存と進展途上の問題のリスクを特定した。ウクライナの現状、高エネルギー価格、予測される経済不況に伴い、出席者は、UNFCCCとパリ協定で世界が合意した長期的、短期的な目標に影響を与えそうな要因を認識した。
生産的な対話と最終的な合意への障害を取り除くことが、議論の中心となった。COP27議長団と他の出席者は、既存の公約の実行と、その意欲を強める最善の方法に焦点を当てた世界的な合意を促進する適切な枠組みの準備に取り組んだ。
COP議長に指名されているエジプトのサメハ・シュクリ(Sameh Shoukry)外相は「COP議長の役割は、より多くの前進、意欲、連帯を一貫して主張しつつ、多様な見解を調整し、収束させ、透明で包摂的で有益な議論を促進することである」と述べた。
COP27のWael Aboulmagd議長特別代表は「COP27が可能な限り最も前向きな結果を確実にもたらすためには、健全で実質的かつ組織的な準備が不可欠である。この検討会には、気候行動と気候会議で豊富な経験のある数人の専門家と中心人物が集まり、最良事例と教訓の有益な共有が可能になった」と付け加えた。
COP27は2022年11月6-18日にエジプトのシャルムエルシェイクで開催される。
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