【バンコク2022年9月21日PR Newswire＝共同通信JBN】Huawei Connect 2022で、ファーウェイ・オプティカル製品ライン（Huawei Optical Business Product Line）のKim Jinバイスプレジデントは、「F5G Evolution、Reshaping Industry Productivity（F5Gの進化が産業生産性を刷新）」というタイトルの基調講演を行い、この中でF5Gが主に3つの新しい業界シナリオで進化していくことを明らかにするとともに、ICT業界初のオールオプティカルインテリジェントタイミングIoTゲートウエーと最新の光ファイバー振動センシングデバイスをリリースした。
このイベントで、ファーウェイ（Huawei、華為技術）は、F5Gのベストプラクティスを顧客やパートナーと共有するF5G Industry Practice, Building New-Gen Connectivity（F5G業界の手法が新世代のコネクティビティーを構築）サミットも開催した。
F5Gは、欧州電気通信標準化機構（ETSI）が規定している第5世代の固定通信ネットワークである。ITU-T Q2/15ラポーターでETSI ISG F5Gの副議長であるFrank J. Effenberger博士は、F5Gが光ファイバー通信技術に基づいて強化された固定ブロードバンド（EFBB）、フルファイバー接続（FFC）、信頼できるエクスペリエンス（GRE）のシナリオで大成功を収め、現在ではさまざまな業界で使用されてデジタルトランスフォーメーションを加速していることを明らかにした。
Kim Jin氏は、将来のF5G進化の焦点は、業界市場の新しいアプリケーションシナリオの探求を継続することによって、業界の生産性を再構築することになると指摘した。ファーウェイは、F5GがGreen Agile Optical Network（GAO）、Real-time Resilient Link（RRL）、Optical Sensing & Visualization（OSV）の3つのアプリケーションシナリオに進化すると考え、F5Gのイノベーションとアプリケーションを共同で推進することを業界チェーンのパートナーに呼び掛けている。
F5Gを開発して業界市場に重要なエクスペリエンスを適用することによって、ファーウェイはGreen Intelligent OptiX Networkソリューションを構築し、輸送、エネルギー、金融、政府、公益事業などの10を超える業界で40を超える革新的なシナリオベースのアプリケーションを見つけた。
ファーウェイはインターネット・オブ・シングス（IoT）シナリオ向けに、世界初のオールオプティックインテリジェントタイミングIoTゲートウエーであるOptiXstar T823E-Tを開発した。このゲートウエーは、高い信頼性、正確なタイミング、インテリジェントなオープン性を備えている。これは、変電所、車車間／路車間通信（V2X）、石油・ガスで広く使用されている。
小規模およびマイクロエンタープライズキャンパスのために、ファーウェイはMini FTTO ソリューションと一連の製品を開発した。
ISP業界向けに、ファーウェイはFiber to the Room（FTTR）、OTN P2MPプライベートラインソリューションをリリースし、ISPが家庭およびエンタープライズサービスのエクスペリエンスと顧客満足度を向上させるのを支援した。
ファーウェイは、新しい光ファイバーセンシング製品であるOptiXsense EF3000-F50も公開した。これは、光ファイバーセンシングテクノロジーを石油・ガスのパイプライン検査から主要なエリア保護までに拡大し、空港、鉄道、大規模なキャンパスで高い使用可能性を備えている。
ファーウェイ・APACエンタープライズ・ビジネスグループ（Huawei APAC Enterprise Business Group）のNicholas Maプレジデントは「アジア太平洋地域のデジタルの可能性を発揮するには、グリーンで堅牢なデジタルインフラストラクチャーが必要である。ファーウェイは、今後も革新的でグリーンなオールオプティカルネットワーク基盤を備える産業を支援していくことで、デジタルトランスフォーメーションを加速するとともに、この地域のデジタル経済の重要な貢献者になる」と語った。
