【海口(中国)2013年10月29日PRN】タイガー・ウッズとロリ・マクロリーが黒色溶岩上に造成されたミッションヒルズ海口の10コース(各18ホール)のひとつ、ブラックストーンコースで競い合った。隣接するラバフィールドコースでも国際大会の開催が可能である。
(Photo: http://www.prnasia.com/sa/2013/10/28/20131028234549691731.html )
約1万年前、海南島北部のQiongbei(チオンベイ)火山群が噴火、一帯に溶岩を噴出した。ミッションヒルズ海口の大半はこの珍しい岩盤を利用、硬質の溶岩床の上に180ホールを造成して、ゴルフの歴史に新機軸を打ち出した。
ミッションヒルズ海口の10コースすべてを手掛けたシュミット・カーリー・デザイン社のブライアン・カーリー氏は「あばた」の地表から容易に識別できる溶岩層の上の仕事という挑戦を楽しんだと話している。
カーリー氏は「溶岩上の造成は簡単ではないが、正味320エーカーのゴルフ場用地でわれわれはホールを見つけることができ、不要な穴掘りや盛り土を避けることができた。用地は平たんにほど遠く、格好の高低差を生み出している」と述べた。
そして「トーナメントプレーヤーだけでなく一般プレーヤーのためにも、ウオーキングを特に重視したホール設計にこだわった。一般プレーヤーはカートも利用できるが、希望すればティーオフして溶岩道を歩くこともできる」と続けた。
ミッションヒルズ海口の特徴:
*原始の黒色溶岩1万5385エーカーを保全
*深さ20メートルの硬質火山岩の上にゴルフコースを造成
*樹木2万本を保全してさらに5万本植樹
*3000万立方メートルの土砂で溶岩を覆う
*溶岩壁50キロと溶岩洞窟88カ所を保全
ソース:Mission Hills China