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【イスタンブール2022年8月3日PRNewswire＝共同通信JBN】ターキッシュエアラインズは、フライトによる炭素排出のオフセットを目的として、「Co2mission」と呼ばれる新しいプログラムを開始した。新プログラムは、同社社員の出張による排出の相殺を狙いとしている。乗客は自発的に環境により配慮したフライトを行うことができる。国を代表する航空会社であるターキッシュエアラインズのこのプログラムにより、環境意識の高い人は誰でもカーボンオフセットを実現できる。
8月1日運用開始のプログラムのウェブサイト（the program's website ）は、環境や地域社会に役立つ再生可能エネルギーや植林などを通じてカーボンオフセットを実現するためのさまざまなポートフォリオの選択肢を提供する。搭乗便の排出オフセットを希望する乗客は、好みのプロジェクトポートフォリオに希望の金額を寄付することでオフセットを実現し、国連が認定する排出削減認証を購入することができる。乗客の寄付金は、VCS（検証済み炭素規格）とGold Standardが認定するプロジェクトの支援に使われ、第三者による評価と審査を受けることができる。ターキッシュエアラインズは手数料などの一切の費用を受け取らない。
ターキッシュエアラインズの取締役執行委員会会長の Ahmet Bolat教授・博士は、自発的なカーボンオフセットプロジェクトである「Co2mission」について「当社は現在の地球規模の問題の最前線になっている気候変動と戦うイニシアチブをとり続ける。持続可能性に焦点を当て、既に良い結果を出しているプロジェクトに間もなく、新しいイニシアチブを追加するだろう。カーボンオフセット・プログラムに支援される複数のプロジェクトは国連の持続可能開発目標への当社のコミットメントを示すものともなる。当社はすべての事業を責任を持って行いたいと願っており、今回のプロジェクト実施の決定はそうした願いの結果だ。私たちが共有するこの美しい世界にみんなが責任をもたねばならないという考えに基づいて、乗客も今回のプログラムに大きな関心を寄せてくれると確信している」と語った。
カーボンオフセットへの参加は、飛行データ情報と発着空港の提示だけで可能になる。乗客は、利用する航空会社が違っても、いつでもカーボンオフセットの手続きを完了できる。ターキッシュエアラインズ（THY）の Co2missionプラットフォーム上で、飛行距離や航空機の機種、燃料消費などの多くの要素を勘案した国際民間航空機関(ICAO) 方式によるカーボンオフセット量を算出することができる。プラットフォームは、航空券の購入の際にターキッシュエアラインズのウェブサイトから、あるいはCo2missionのウェブサイト（http://turkishairlines.co2mission.com/ )から直接アクセスすることができる。
動画リンク：https://youtu.be/jliZwfGJyJk
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