【台北2013年10月15日PRN】ターンキーSiPソリューションで世界をリードするチップシップ・テクノロジー社(ChipSiP Technology Co, Ltd.、台湾証券取引所コード:3637)は、Androidプラットフォームで動作する世界初の高精細near-eyeディスプレーの新製品「Smart Glass(スマートグラス)」ソリューションを発表した。Smart Glassはビデオの生収録と再生、Android 4.2環境、グラスにスマートフォンのスクリーンのミラー表示などの機能がある。
チップシップのジョージ・タイ社長は「Smart Glassソリューションは、極めて狭いスペースの中に、ファイブインワン(5-in-1)システムSiP(1基のデュアルコア1.5GHz ARMベース・アプリケーション・プロセッサー、2基のDDR3L、2基のNAND)、720pのnear-eyeディスプレー、無線、GPS、9軸センサー、カメラ、マイクが組み込まれて動作する。チップシップは、ウエアラブルの利便性を最大限引き出すために小型化したスマートグラスの価値を提供する。SiP技術の進歩によって、ユーザーはSmart Glassを利用して、自らの視覚世界をリアルタイムで共有し、手を使わずに日常生活の情報を手に入れることが楽しめるようになった」と語った。
ウエアラブル技術の将来動向に対応するため、チップシップの「Smart Glass」ソリューションは小型化プロセス設計を使って、フルサービスでスマートイメージの生活スタイルの実現を後押しする。スタンドアローンのAndroidプラットフォームのSmart Glassによって、ユーザーは好みのアプリをダウンロードし、ソフトウエア開発者は新たな開発環境に依存せずに標準プラットフォームを使用して新規アプリケーションを開発できる。このソリューションはあらゆるクラウドサービスを通じて、いつでも、どこでも情報に直ちにアクセスが可能。さらに、Smart GlassはWiFi Miracastサポートを活用して、モバイル機器の第2スクリーンに変身し、タッチ操作によってスマートフォンやタブレットのスクリーン・コンテンツをnear-eyeディスプレーにミラー表示することができる。
SiPコンフィギュレーションの「Smart Glass」ソリューションは、ODMおよびシステムインテグレーターにとって製品の外観とアプリケーションに関して優れた柔軟性を提供する。外観設計では、機器はグラスフレームに取り付けるだけでなく、特定の目的のための新デザイン中に組み込むことができる。アプリケーション設計では、中核設計のプラットフォームはスキー、消防士や兵士用など特殊分野への拡大応用の新機能を内蔵するには最適である。
チップシップの小型化技術によって、スマートグラス・システム設計者は開発サイクルを短縮し、ソフトウエア開発に目を向けることが可能となる。また、スマートコネクションによって、ユーザーは完全なハンズフリーなスマートグラスを使って、上を向いた生活を楽しむことができる。
ソース:ChipSiP Technology Co, Ltd.