【クアラルンプール2013年10月11日PRN】マレーシア証券取引委員会(SC)は10月22日から23日までクアラルンプールで同委創立20周年と関連する世界金融市場シンポジウム(WCMS)を開催する。クアラルンプールは世界最大のイスラム系資本市場でありアジアで3番目に大きい債券市場である。
WCMSには影響力がある政府、金融、政界および企業のリーダーたちが参集、今日の緊急経済課題について、それぞれの知見を共有し、機会を討論し、ソリューションを探る。WCMSは2009年にデビューして以来、これまで30カ国を超える1000人以上の代表が参加してきた。
今年のテーマは「市場の再定義:持続する成長と回復力」。金融とより広いビジネスのエコシステムをより力強い、より包括的なバランスのとれた、持続可能な成長と回復力をもった市場再生のための死活的な対話の場を提供する。また、アジアの拡大する役割と地域のダイナミックに与える統合ASEANのインパクトについても考慮する。
イジャ・ジャリルSCエクゼクティブディレクター兼WCMSプロジェクトディレクターは次のように語っている。「金融市場が直面している主要な問題を討議する場を提供することができてうれしい。討論はわれわれに共通する経済的課題、持続的成長を確保するための諸施策、全世界的な社会資本の強化に焦点が集まることになる」
マレーシアのナジブ・ラザク首相が基調報告を行う。WCMSはそのほか英Institute for New Economic Thinkingのアデア・ターナー上級研究員(元英Financial Services Authority議長)、米連邦預金保険気候(FDIC)の元議長のシェイラ・C・ベア氏、米タイム誌ファリード・ザカリア編集委員(CNNの基幹国際ニュース番組ファリード・ザカリアGPSのホスト)が参加する。
発言者グループはマレーシア首相府の上級代表をトップに、国際会計基準審議会(IASB)、Khazanah Nasional、日本の金融庁、CIMB、CLSA、JPモルガン、ドイツ銀行、Fung Global Institute、エアアジア、証券監督者国際機構(IOSCO)、スタンダードチャータード、BNPパリバ・インベストメント・パートナーズ、Fajr Capital、カーライル・グループ、ゴールドマン・サックスなどの代表で構成されている。そのほか閣僚、政治家、主要企業の最高経営責任者(CEO)、大学・研究機関、金融・経済専門家が地域と世界から集まる。
各国を代表する企業や世界規模の企業、監督機関当局者、機関投資家、ソブリン投資家、グローバル資産・ファンドマネジャー、外為取引、証券補完機関、投資銀行の代表など500人近くの出席者が見込まれている。
より詳しい情報と参加登録は以下のウェブサイトで。
www.worldcapitalmarketssymposium.org.
▽問い合わせ先
Karyn Nair
Tel: +603 2176 8788 | +6012 710 1291
Email: karyn.nair@ubm.com
ソース: Securities Commission Malaysia