【サンパウロ2022年6月15日PR Newswire=共同通信JBN】AtlasはブラジルでのVoltaliaのプロジェクト買収で風力ポートフォリオを拡大する。この買収は、チリのAlpaca風力ポートフォリオ計画の同社発表に続くものである。これにより、Atlasは引き続き市場供給の幅を広げ、顧客に提供するクリーンエネルギー・ソリューションの一式をすべてそろえる。
国際的な再生可能エネルギー発電企業Atlas Renewable Energyはフランスのエネルギー生産・サービス事業者Voltaliaから、ブラジル・ミナスジェライス州の風力プロジェクトを取得した。Juramentoと呼ばれるこのプロジェクトは、風力タービン63基で構成され、378メガワット(MW)の発電出力となる。
Atlasはブラジルで378MWのJuramentoプロジェクトの開発権を取得した。JuramentoはAtlas Renewable Energyの2番目の風力プロジェクトである。同社は先月、Alpaca風力プロジェクト(417MW)開発でEnel Energía Chileとの電力購入契約(PPA)締結を発表した。Alpacaと異なり、JuramentoにはPPAがなく、ブラジルで再生可能電力を求めるどの購入者でも参加できる。
Atlas Renewable EnergyのLuis Pitaブラジル担当ゼネラルマネージャーは「Juramentoにより、当社は事業展開する全地域で商品提供を拡大、多様化し続ける。このプロジェクトは現在、従来のエネルギー源から再生可能エネルギーに移行するPPAを求めているどの大規模エネルギー消費者でも利用できる」と語った。
Juramentoは年間1650ギガワット時(GWh)を発電、ブラジルの79万9524世帯に電力を供給し、サンパウロの街頭から4万9500台の乗用車を排除して12万3750トンの二酸化炭素(CO2)排出を防止する(推定)ことに匹敵する。取引の内容は、ブラジル政府の経済防衛行政審議会(CADE)で数日中に審査され、最終決定される予定。
▽Atlas Renewable Energyについて
Atlas Renewable Energyは2017年前半以降、米州全域で再生可能エネルギープロジェクトの開発、資金調達、建設、運営に当たってきた国際的な再生可能エネルギー発電企業である。同社は中南米の再生可能エネルギー産業で最長の実績を持つ経験豊富なチームを擁する。同社は大規模プロジェクトの高水準の開発、建設、運営で知られている。
Atlas Renewable Energyの成長は、クリーンエネルギーへの転換を加速するための開発、市場活動、構築で実証済みの専門知識を活用し、地域で最も安定した市場に焦点を合わせている。その戦略の中心で地域社会や利害関係者と積極的に関わり、よりクリーンな未来の実現に日常的に取り組んでいる。
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