【オースティン(米テキサス州)2022年5月23日PR Newswire=共同通信JBN】
*EPLive 2022は世界トップレベルの心臓電気生理学の専門家が集う2日間の会議
セントデービッド医療センター・テキサス不整脈研究所(Texas Cardiac Arrhythmia Institute (TCAI) at St. David's Medical Center)は2022年6月2日と3日、難治性不整脈に関する第6回国際シンポジウム「EPLive 2022」を開催する。
EPLiveは、心臓が不規則あるいは異常なリズムで拍動する難治性不整脈の治療に関心のある現役の臨床心臓電気生理学専門医、電気生理学者の研究員、および一般心臓専門医向けの2日間の集中教育会議である。セントデービッド医療センターにある新しい最先端の電気生理学センターから専門家の解説付きで放送される生の症例は、第一級の教育ツールとなろう。
心臓電気生理学者で、TCAIのエグゼクティブメディカルディレクター、EPLiveのコースディレクターでもあるAndrea Natale医学博士(米不整脈学会員(F.H.R.S.)、米心臓病学会員(F.A.C.C.)、欧州心臓病学会員(F.E.S.C.))は「最新技術を備えた6つの電気生理学ラボがある新たなワールドクラスの電気生理学センターで初の対面式会議を開催できるのは光栄だ。生の症例を共有することで、難治性不整脈治療の手順や技術をより効率的に進歩させ、世界中の患者治療をさらに向上させることができる」と語った。
不整脈は、心臓の電気系統の不具合によって引き起こされる。多くの不整脈は、異常な電気パルスが不規則な心拍を引き起こす心筋の部分を焼灼、冷凍、ないし中和したりする最新のアブレーション術を使い治療される。EPLiveは、参加者が心房性および心室性不整脈の治療、複雑なデバイスの埋め込み、機能不全デバイスの摘出に使われる技術をよりよく理解できるように考案されている。
EPLiveは、心房細動(A Fib)アブレーション、心室頻拍(VT)アブレーション、デバイス、新技術の4つのセクションで構成される。各セッションは、TCAIと小児心臓財団・不整脈センター(コロンビア)、ベンガルール(インド)、クリーブランドクリニック、カンザスシティー・ハートリズム研究所、マサチューセッツ総合病院、MedStar Heart & Vascular Institute(テキサス)、メソジスト病院(テキサス州ヒューストン)、モンジーノ心臓病センター(イタリア)、マウントサイナイ病院(ニューヨーク)、ノースウェルヘルス(ニューヨーク)、Pacific Heart(カリフォルニア)、Penn Heart and Vascular Center、UCLA、アーカンソー大学医療センター、シカゴ大学病院、コロラド大学医学部、ペンシルベニア大学、テキサス大学サウスウエスタン・メディカルセンター、ヴァンダービルト大学、ウエストサイド地域医療センター(フロリダ)など世界有数の施設のライブおよび録画症例の組み合わせで構成される。
症例には、A FibアブレーションおよびポストA Fib心房性不整脈アブレーション、VTアブレーション(心内膜および心外膜)、バルーン症例(クライオ、Apama、レーザー)、CRTインプラント、SQ ICD、リード抜去術、血管形成術などの治療が含まれる。さらにEPLiveでは、エレクトロポレーションやリードレス・デュアルチャンバー・ペーシングなど、TCAIの医師が開発した新技術も紹介される。
会議は、以下のような様々な問題にも焦点を当てる:
* 心房性不整脈のマッピングとアブレーションに使用される技術の概説と適用
* 心房細動アブレーション中の合併症を減らし、患者安全策を向上させるプロセスの特定
* 不整脈の管理と新技術による治療における最新のエビデンスとガイドラインの理解を示す
* 臨床転帰を最適化するために実証された新技術を最大限に活用するアプローチの適用
* 新技術統合のメリットを活かし、患者にとってより安全な治療を促すプロセスの特定
* リード抜去術中の合併症を減らし、患者安全策を向上させるプロセスの特定
EPLiveでは、Natale博士の実演に加え、コースの共同ディレクターであるAmin Al-Ahmad医学博士、さらにShane Bailey医学博士、Mohamed Bassiouny医学博士、David Burkhardt医学博士、David Burkland医学博士、Robert Canby医学博士、Joseph Gallinghouse医学博士、Brian Greet医学博士、Eric M. Hoenicke医学博士、Rodney Horton医学博士、Patrick Hranitzky医学博士、Javier Sanchez医学博士、Kamala Tamirisa医学博士、Senthil Thambidorai医学博士、David Tschopp医学博士、Jason Zagrodsky医学博士ら数多くのTCAIの医師がプレゼンターションを行う。医師らは会議で、最大14時間の米国医師会(AMA)医師認定表彰(PRA)カテゴリー1単位(TM)を受け取る。
EPLive 2022では6月4、5の両日、研究員特別プログラム「EPフィニッシング・スクール」も開催される。このライブ実践コースは、実地研修、研究機会、臨床材料など研究員研修プログラムのあらゆる主要な側面を1つのプラットフォームに集め、卒業していく研究員に臨床シナリオの解決方法を学ぶユニークなチャンスを提供する。電気生理学の研究員は、世界の第一人者による最大40症例(最新のエビデンスに基づく管理戦略をベースにした解説付き)を視聴するほか、症例を持ち寄り、専門家パネルに弁明するプレゼンテーションを行う予定。
セントデービッド医療センター・テキサス不整脈研究所(TCAI)は、不整脈矯正のための最新治療法の進歩に力を注ぐ世界有数の施設の1つである。当施設は、A Fib治療の推進、数多くの臨床試験の主導、新たな技術と治療法の開発への参加で最前線に立つNatale博士に率いられている。
詳細については、EP-Live.com を参照。
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