【ポートワシントン(米ニューヨーク州)2022年5月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*シンガポールの新施設は次世代半導体製造ノード向けに最先端のろ過ソリューションを提供
*1億ドル以上の投資は、顧客の需要に応えるとともに地域の雇用増にも役立つ
ろ過・分離・精製技術のリーダー、ポール・コーポレーション(Pall Corporation)は、半導体メーカーの先端ノードに対応するソリューションに特化した新たな製造施設の建設を発表した。ポールは、拡張の第一期として1億米ドル以上を投資、建設期間中も継続的に投資を行う。同施設は、シンガポール西部に建設される。
新施設では、主にリソグラフィーとウエットエッチングのろ過・精製・分離ソリューションを生産、先端ノードソリューションの高い要求に応えられるようにする。同施設は、7エーカーの敷地内に1万8000平方メートル以上の製造およびオフィススペースが設けられる。
ポール・コーポレーションのNaresh Narasimhan社長は「世界では、無線通信、インターネット・オブ・シングス(IoT)、自動車技術(自動運転、電動化、コネクティビティー)、クラウドコンピューティング、人工知能・ディープラーニングの需要増により、データの生成、処理、保存の飛躍的増大が進みつつある。本施設は、当社の顧客が増大するエンドマーケットの需要に対応するために必要なハイペースのイノベーションをサポートする」と語った。
建設の第一期は2022年夏に始まり、大量生産(HVM)体制が完成するのは2023年後半から2024年前半の予定。その後、数年間で生産能力を段階的に上限にまで引き上げ、能力アップを図っていく。同施設が完成すれば、ポールのマイクロエレクトロニクス向けろ過・精製ソリューションの生産能力は現在の倍以上になる。
ポールのShangaza Dasent副社長兼マイクロエレクトロニクス事業部門ゼネラルマネジャーは「この新施設建設で、当社の生産能力のより多くの部分を大多数の顧客の製造拠点に近づけることができ、サプライチェーンの複雑さやリスクの低減につながる」と語った。
新施設を支えるため、科学、工学、製造の経験を持つ300人以上の従業員を採用する予定。
シンガポール経済開発庁のTan Kong Hwee副長官は「先端半導体製造用のろ過ソリューションを提供するポールのシンガポールの新たな製造施設は、シンガポールの半導体エコシステムを強化し、半導体のグローバルサプライチェーンにおけるわが国の役割を深化させるだろう。それは、このエキサイティングなハイテク産業において、シンガポール人のビジネスと雇用のチャンスが広がっていることの証しでもある。ポールの成長計画に協力できるのはうれしい」とコメントした。
▽ポール・コーポレーションについて
ポール・コーポレーション(Pall Corporation)は、幅広い産業分野の顧客にとって極めて重要な流体管理ニーズに対応するソリューションを提供している、ろ過、分離、精製のリーダーである。ポールは顧客と協力し、健康、安全、および環境に配慮した技術の向上に取り組んでいる。同社が設計した製品は、プロセスや製品のイノベーションを可能にし、排出物や廃棄物を最小限に抑える。ポール・コーポレーションは世界中の顧客にサービスを提供している。詳細については、www.pall.com を参照。
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