【シンガポール2022年5月18日PR Newswire】
*このコミットメントはシモーネ・バイルズ(Simone Biles)氏、ナワル・アル・ホサニー(Dr. Nawal Al Hosany)博士、アニタ・バティア(Anita Bhatia)氏、バレリー・ジャレット(Valerie Jarrett)氏ら、世界的にイクオリティ&インクルージョン(平等な機会とインクルーシブな世界の実現)を提唱する人たちが参加したP&G #WeSeeEqual地域サミットで発表されました。
プロクター・アンド・ギャンブル(Procter & Gamble、P&G)(NYSE:PG)は10日、第4回 年次「#WeSeeEqual」地域サミットで、アジア・太平洋、中東、アフリカ地域のイクオリティ&インクルージョン(平等な機会とインクルーシブな世界の実現)を前進させることを目指す新たなコミットメントを発表しました。このサミットには社会がイクオリティ&インクルージョンに関して直面している課題や、さまざまな利害関係者がいかにして「新たな常態」の中で進展を加速させる方法について議論するために集まった官民両分野からの著名な提唱者や有名人らが参加しました。
「#Unlearn and #Unleash」とのテーマの下で進められたサミットでP&Gは、平等でインクルーシブな世界を作り出すことに向けて進展を図るのに必要ないくつかの行動を約束しました。P&GのMagesvaran Suranjanアジア・太平洋、中東、アフリカ担当プレジデントは、以下のようなコミットメントを発表しました:
*P&Gは、2021年から2025年の間に、アジア・太平洋、中東、アフリカ全域で女性経営者、および女性が率いる企業と強い意識を持って協働し、累計3億米ドルを支出します。
P&Gは昨年、2021年から2025年の間に、この地域で女性が経営する、および女性が率いる企業と協働し、累計2億米ドルを支出することを約束しました。当社は、AMA(アジア・太平洋、中東、アフリカ)地域で初年度に、この取り組みを通じて既に1億米ドル以上を投資しており、今回、この取り組みの規模を2025年までに3億米ドルへと引き上げることにいたしました。
*P&Gは、2024年までに、アジア・太平洋、中東、アフリカ地域での自社ブランド広告で、カメラの背後にいる女性ディレクターの割合を均等にすることを目標に掲げています。
AMA地域でP&Gは、女性ディレクターの比率を2019年の16%から今日の35%にまで引き上げ、これまでに大きな進展を達成しました。当社は広告、メディア、コンテンツの分野で多様な女性人材のルートを構築、後押しし、結び付けるための一連の包括的な行動を通じ、2024年までに50対50の目標を達成するとしています。
*P&Gは、2024年までに、ソーシャルメディアコンテンツやウェブサイトを含むブランド広告を、視覚・聴覚障がい者が利用しやすいよう改善します。
当社はアジア・太平洋、中東、アフリカ地域での新規ブランド広告すべてについてこれを実行します。このイニシアチブにより、P&Gブランドはわれわれの社会のすべてのメンバーにとって、よりインクルーシブで参加しやすくなります。
*P&Gは、一旦仕事から離れた後にSTEM(科学・技術・工学・数学)分野でそれぞれのキャリアを再開しようとしている才能ある専門家を、ターゲットを絞った支援と能力開発の提供によって再び迎え入れる「P&G ReLaunch program」を導入します。
このプログラムは、STEM分野で多様性を強化する同社の取り組みの一環であり、IT、研究・開発(R&D)、製品供給分野でそれぞれのキャリアを再開しようとしている人たちに焦点を当てていきます。このプログラムはまず、インド、エジプト、シンガポール、日本、フィリピンで開始されます。
Magesvaran Suranjan氏は「P&Gはこれまで通り、学び、成長し、成功、繁栄するための平等な機会がすべての人に提供される世界を作り出すことに懸命に取組んでいます。私たちは、私たちの相違点が持つ力と、共有する価値観と目的によって一体となって団結したときに発揮できる影響力を信じています。われわれは大いに前進しつつあります。しかしまだなすべき仕事があることを認識しています。それゆえ大胆な新しいコミットメントを発表し、これまでの行動を拡大していき、これによりもっと多くのことができるようになります。私たちは引き続き、重要な問題についての議論や行動を推進するため#WeSeeEqualなどのフォーラムで見解やブランドを活用していきます」と語った。
当社はまた、年次「#WeSeeEqual」サミットの一環として昨年に表明したアジア・太平洋、中東、アフリカ全域でのコミットメントに関し、力強い進展を共有しました。2021年にP&Gは「Share the Care」育児休暇制度を発表しました。これにより、新しく親になる人たちへの休暇手当の増額と、社内での柔軟性が導入されました。P&GはまたAMA地域で2022年までに管理職全体で50対50のジェンダーバランスを達成するとのコミットメントを、計画を前倒しして達成しました。当社のオールウェイズおよびウィスパーブランドの「Keeping Girls in School」プログラムを通じて、2024年までに思春期と衛生について3000万人以上の少女に教育を提供するというコミットメントに関しては既に1500万人以上の女児に提供することができ、1年で目標の半ばまで達成しました。
UN Women(国連女性機関)と提携して開催された第4回 年次「#WeSeeEqual」地域サミットは、ビジネスリーダーや政府当局者、有名人らを、イクオリティ&インクルージョンを推し進めるために実行することができる戦略的な行動についての率直に語り合いました。
グローバルおよび地域のP&Gリーダーに加え、サミットには以下のような影響力のある有名人やグローバルリーダーらが参加しました:
*シモーネ・バイルズ(Simone Biles)氏:世界最高峰の体操選手体操選手
*バレリー・ジャレット(Valerie Jarrett)氏:Barack Obama Foundation(バラク・オバマ財団)CEO
*ナワル・アル・ホサニー(Dr. Nawal Al Hosany)博士:アラブ首長国連邦(UAE)のInternational Renewable Energy Agency(IRENA、国際再生可能エネルギー機関)常駐代表
*アニタ・バティア(Anita Bhatia)氏:UN Women(国連女性機関)の事務総長補佐兼事務局次長
*アルマ・ハレール(Alma Har'el)氏:受賞歴のある映画監督でFree the Bidと FREE THE WORKの創設者
*Hsien Hsien Lei博士:シンガポール米国商工会議所CEO
*Scott Beaumont氏:Google – Asia Pacificプレジデント
*Lillian Barnard氏: Microsoft – South Africa CEO
サミットでは企業や社会を等しく鼓舞するために、P&GのShailesh Jejurikar最高執行責任者(COO)とMarc Pritchard最高ブランド責任者を招き、平等性を推進し、カメラの背後でのインクルージョンを再定義するためのリーダーシップの重要性に関し、それぞれの経験と知見を共有しました。
#WeSeeEqual プログラムはより平等でインクルーシブな世界を作り出すためのP&Gの継続したコミットメントを実証しており、2019年にAward for Corporate Excellence for Women's Empowerment (女性のエンパワーメントのための企業優秀賞)を米国務長官から授与されました。世界で最大級の広告主として、P&GとP&Gブランドは引き続きメディアおよび広告で影響力のある発言力を活用して一段と認知度を高め、ジェンダーバイアスに取り組み、会話の火付け役になり、変革を刺激していきます。
▽P&G(プロクター・アンド・ギャンブル、Procter & Gamble)について
P&Gは、高い信頼と優れた品質で、市場をリードする製品ブランドを世界中の人々にお届けしています。それらのブランドには、オールウェイズ(R)、アンビピュア(R)、アリエール(R)、バウンティ(R)、シャーミン(R)、クレスト(R)、ドーン(R)、ダウニー(R)、フェアリー(R)、ファブリーズ(R)、ゲイン(R)、ジレット(R)、ヘッド&ショルダーズ(R)、レノア(R)、オレイ(R)、オーラルB(R)、パンパース(R)、パンテーン(R)、SK-Ⅱ(R)、タイド(R)、ヴイックス(R)、ウィスパー(R)などが含まれます。P&Gは約70カ国に現地事業拠点を置き、世界的に事業を展開しています。P&Gとその製品について、最新の詳しい情報は、米国本社ホームページhttps://us.pg.com(英語)をご参照ください。
(日本語リリース:クライアント提供)