【シンガポール2022年5月11日PR Newswire=共同通信JBN】
*Jenny LeeとMathys Boerenの両氏は、TiNDLEを植物原料鶏肉の主要なグローバルブランドにするNext Gen Foodsのジャーニーに参加
人気の植物原料鶏肉TiNDLE(TiNDLE )を展開するフードテック企業Next Gen Foodsはこのほど、GGV CapitalのマネジングパートナーのJenny Lee氏とTemasek Holdings傘下のAsia Sustainable Foods Platform(アジア持続可能な食品プラットフォーム)最高経営責任者(CEO)Mathys Boeren氏を新たな取締役に任命した。
Jenny Lee氏は、航空宇宙業界で戦闘機エンジニアとしてスタートし、世界中のベンチャーキャピタルに及んだ幅広いキャリアを携えて取締役会に加わる。Lee氏はGGV Capitalのマネジングパートナーとして、ユニコーン企業18社を抱え、初期段階の企業をIPO(新規株式公開)上場に導くことに尽力してきた。Lee氏は、EdTech、FinTech、Robotics/AI、EV、Web3におけるスタートアップイノベーションの経験、並びに、GGV内でのフードテックと代替タンパク質に自らの部門としての重点を置くことで重要な役割を果たしたことで知られる。
Lee氏は一貫してForbes Global 100 VC Midasリストに登場しており、2015年にはトップ10入りした初の女性となった。同氏は世界のトップベンチャーキャピタル投資家の1人として称賛され、バニティーフェア誌、ニューヨーク・タイムズ紙、Fast Company誌、ビジネス・タイムズ紙から表彰された。Lee氏はコーネル大学で電気工学士号、電気工学修士号、およびノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院で経営学修士号をそれぞれ取得し、現在はシンガポールを拠点としている。
Lee氏は持続可能な食品生産の重要性について「フードテックのイノベーションと代替タンパク質開発は、持続可能性推進と気候変動緩和に役立つ。農業、林業、土地利用は、二酸化炭素排出量の7%、メタン排出量の46%を引き起こし、その大半は食料生産に淵源する(much of which is driven by food production )。持続可能な食料は、非効率的な畜産や食料生産から生じる環境問題への対処に役立つ」と語った。
Lee氏は「おいしい植物原料食品の提供を目的とするNext GenのTiNDLEは、持続可能な食肉の採用を促進するだけでなく、本格的な鶏肉体験を提供する素晴らしい製品だ」と付言した。
Mathys Boeren氏はTemasekの完全所有会社Asia Sustainable Foods PlatformのCEOであり、同社は代替タンパク質生産を拡大し、地域全体で持続可能な食品を急速に成長させることに関する課題に取り組んでいる。Boeren氏はPlatformにおける自らの役割において、フードテック業界のスタートアップ企業向け新製品開発と商業的規模拡大に関し助言と監督を行うことにより、持続可能な食品業界への自らの情熱を注いでいる。さらに、同氏は現在および将来の合弁事業とパートナーシップの両方の責任者である。
Boeren氏はPlatform入社以前は、食品業界および食品成分業界で25年超勤務した。これには、Kerry、Symrise、Givaudan、Unileverでの指導的地位などがある。直近では、消費者の好みや製品開発に焦点を当て、持続可能な食品スタートアップ企業のアドバイザーも務めてきた。Boeren氏は、デルフト工科大学で化学工学学士号と修士号を取得して卒業し、現在はシンガポールに居住している。
Boeren氏は持続可能な食品への需要が「急増」中であるとみており、「消費者習慣の変化と、より健康的で持続可能な食品への需要に牽引され、アジアにおける食品需要を満たすには、2030年までに推計1兆5500億米ドル(2兆900億シンガポールドル)の支出(US$1.55 trillion )が必要である」と語る。同氏はTiNDLEを「この増大する需要を満たすのに役立つ、美味しくて持続可能な肉体験を提供する革新的な製品」と見ている。同氏は「私はNextGenの一員となり、植物原料食品のトップブランドを目指す彼らのジャーニーの案内役となることをうれしく思う」と述べる。
Jenny Lee、Mathys Boerenの両氏が新たに加わるNext Gen Foodsの現取締役陣は以下の通り:
Next Gen FoodsのAndre Menezes共同創設者兼CEOは「当社は常に、フードシステム変革に意欲的であり、急速な成長と市場拡大を続ける中で当社を導くことのできる戦略的パートナー、取締役会メンバー、メンターを求めている。Mathys、Jenny両氏のフードテックにおけるグローバルおよび地域的な幅広い経験と、スタートアップ企業の迅速な拡大を支援するという経験は、この地球上のフットプリントに究極的に影響を与えるおいしい食品を作るというNext Genのビジョンにとって不可欠である」と語った。
▽急速な国際的成長
Next Genは2022年2月、過去最高の1億米ドルのシリーズAラウンド(announced their record-breaking US$100 million Series A round )を発表した。これは植物原料肉企業としては過去最高のシリーズAである。
新規の国際的投資家は、英国に拠点を置くMPL Ventures、東南アジアのベンチャーキャピタル企業Alpha JWC、シンガポールを本拠とするグローバル投資ファンドのEDBIなどである。既存投資家はTemasekの Asia Sustainable Food Platform、GGV Capital、K3 Ventures、Bits x Bites。
Next Gen Foodsは大手食品スタートアップ企業として、植物からおいしくて栄養価の高い食肉を作ることで、世界の食品システムを持続可能なものにすることを目指している。TiNDLEは同社の主力製品であり、シェフによって、そしてシェフのために特別に作られた植物から作られた最初の鶏肉である。これには抗生物質、ホルモン、コレステロール、遺伝子組み換え成分は含まれていない。
TiNDLEは2021年3月にシンガポールでグローバルデビューし、現在、香港、マカオ、マレーシア、アムステルダム、ドバイ、アブダビ、米国、英国の500近くのレストランで提供されている。
植物から作られる鶏肉が使う土地、水は平均して、鳥から作られた鶏肉よりも少なく、二酸化炭素生成量も少ない。2020年Blue Horizonリポートによれば、鳥肉よりも植物原料鶏肉を選択すると、水が82%、土地が74%、温室効果ガス排出量が88%、それぞれ削減される。
▽Next Gen Foodsについて
2020年に設立されたNext Gen Foodsは、主力製品のTiNDLEなど、革新的かつ持続可能な植物原料の食品を開発・商品化するフードテックのスタートアップ企業である。Next Gen Foodsは植物原料のフードテックで実績のあるチーム、グローバルなブランド開発、およびグローバルな流通規模拡大により支えられている。詳細についてはnextgenfoods.sg(https://nextgenfoods.sg )を参照。
▽TiNDLEについて
TiNDLEはジューシーな植物原料鶏肉で、食欲をそそる味、食感、多様性を提供し、鳥から肉を生産するために必要な土地、水、エネルギーのほんの一部を使用している。TiNDLEは、わずか9つのシンプルな原料で作られており、革新的かつ持続可能な食品を開発および商品化しているシンガポールで設立されたフードテック企業Next Gen Foodsによる最初の製品である。世界中のレストランで提供されているTiNDLEは、シェフにより、シェフのために設計された植物から作られた最初の鶏肉であり、National Restaurant Association(全米レストラン協会)の2022年Food and Beverage Innovation(FABI)Awards (https://www.nationalrestaurantshow.com/show-features/FABI )を受賞している。詳細な情報はtindle.com(tindle.com )を参照するか、Instagramで@tindlefoods(@tindlefoods )、TikTokで@tindle.foods(@tindle.foods )のフォローを。
プレスキット:www.nextgenfoods.sg/media
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ソース:TiNDLE
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