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国際金融フォーラム、インフレ継続を受けて世界的協力を呼びかけ

International Finance Forum (IFF)
2022-05-06 15:08 667

【北京2022年5月6日PR Newswire=共同通信JBN】International Finance Forum(国際金融フォーラム、IFF)は各国や地域に対し、世界経済を回復軌道に戻すことを目指し、悪化する世界のインフレと闘うために一段と協力するよう呼びかけている。

4月27日、世界のリーダーや産業界の専門家らはIFF春季会合で、グローバルコミュニティーが現在直面している主要な経済面の課題を掘り起こし、進行するパンデミックの中で、各国がいかにして政策調整策の導入で協力していくことができるかに関して議論した。

IFF副会長のDomenico Siniscalco元イタリア経済財務相は基調演説で、大半の国が2008年から2011年の間、経済危機に取り組むために大量の流動性を自国経済に注入し、世界的なCovid-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミックの中でこうしたことが再び行われ、新興経済国でのインフレ率は高い水準でとどまっていると述べた。

Siniscalco氏は総体的に言って、アジアでのインフレは総じて管理が行き届いて抑制されており、これは主に経済が全体として健全に管理されているためであると指摘した。

Siniscalco氏は、エネルギー、食料品、農産物の価格上昇が経済成長に大きな圧力をもたらし、社会問題を引き起こしている中で、各国政府はこうした問題に対応し、インフレを抑制する方策を導入しなければならなくなるだろうと述べた。

Siniscalco氏はとりわけ、中国、欧州、米国は上昇する食料品とエネルギー価格の問題に取り組むために協力するべきだと語った。

IFF学術委員会委員のSong Min武漢大学経済・経営学部長はIFF会合で、サプライチェーンおよび産業チェーンの観点から、西側諸国がポストパンデミック段階に入りつつある中で、産業チェーンおよびサプライチェーンでの緊張は短期的には軽減されている可能性があると述べた。Song氏はまた、地政学的な混乱が続く中で、世界の産業チェーンおよびサプライチェーンが影響を被る度合いについて不確実性が依然として存在すると指摘した。

モルガンスタンレーのRobin Xing中国担当チーフエコノミストは、世界的なインフレ状況の中でのアジア経済見通しに関し肯定的な見解を持ち、経済成長の鈍化を相殺するための中国の施策に引き続き自信を示している。地政学的な混乱やインフレ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げといった諸要素を含む現下の逆風にもかかわらず、アジア経済は各国が過去数十年間のこれまでの周期に行ったことと比べ、こうした逆風を十分に管理することができている。

Xing氏は、中国が今年下半期および来年に経済回復を一定程度まで促進するために、時宜にかなった政策調整を行うことができるとして、モルガンスタンレーは依然として楽観的であると述べた。

▽International Finance Forum(国際金融フォーラム、IFF)について

IFFは2003年に北京で設立された独立、非営利、非政府の国際組織である。中国、米国、欧州連合(EU)、国連(UN)を含む20以上の国や地域、国際組織の金融リーダーによって設立されたこのフォーラムは、長年にわたるハイレベルな対話と意思疎通の場である。詳細はhttp://www.iff.org.cn/php/list.php?tid=477 を参照。

ソース: International Finance Forum (IFF)
キーワード: 銀行/金融サービス