サンティアゴ(チリ), 2022年4月21日 PR Newswire=共同通信JBN】Atlas Renewable Energy(Atlas)は、Enel Generacion ChileS.A.との年間1.3TWhの長期電力購入契約(PPA)による最初の風力発電プロジェクトの開発により、新たなマイルストーンを画する。ポートフォリオの3つの風力プロジェクトの総容量はチリ全体で合計417MWであり、クリーンなエネルギーへの移行加速をサポートする。
Atlas Renewable EnergyのAlfredo Solarチリ担当ゼネラルマネジャーは「当社初の風力エネルギープロジェクトは、さまざまな再生可能技術を開発し、世界中の複数の市場の顧客ニーズに適応可能な企業としての地位を確固たるものにする」と語った。
Enel GeneracionのAlfredo Hottチリ取引・商用化マネジャーは「この合意により、Enelは再生可能エネルギーポートフォリオを追加の風力発電で補完し、チリのエネルギー転換促進のため当社が行っている貢献に沿って、クリーンかつ競争力のあるエネルギーを顧客に提供する」と語った。
AtlasのAlpaca Portfolioは2025年に操業開始予定の3つの風力プロジェクトで構成される。これらのプロジェクトは、チリのアラウカニア、ロスラゴス、マウレの各州に配置される。
Solar氏は「当社はチリ南部に業務を拡大することを非常に誇りに思っている。Atlasはすでにアントファガスタ州、アタカマ州、首都州にプレゼンスを有している。しかし、これらのプロジェクトにより、チリ南部に拡大し、チリの6州でプレゼンスを確立することになる」と語った。
AtlasはPPA締結により、クリーンで再生可能なエネルギーを調達する中南米の大規模公益企業の優先パートナーとしての地位を確固たるものにする。これに先立ちAtlasはEngieとの間で同様のPPAに調印し、チリのアタカマ砂漠にある太陽光発電所Sol del Desiertoを開発した。この太陽光発電所は最近操業を開始した。
年間1.3GWhは、チリの62万8512世帯の家庭に電力を供給し、67万1488トンの炭素汚染回避、サンティアゴ路上の車両約14万5975台をなくすことに相当する。
プロジェクト建設は、Atlasが設計した現地化された社会的プログラムの開発を促進し、地元労働力の包含と開発を優先する。Sol del Desiertoの建設中に開発された同様の複数のプログラムがあり、そのプロジェクトのイニシアチブの1つは、「We are part of the same energy われわれは同じエネルギーの一部プログラムだった。このプログラムは、66人の地元女性に技術訓練を提供し、建設中に熟練した業務、および他の地元の業務に応募できるようにした。
▽Atlas Renewable Energyについて
Atlas Renewable Energyは2017年前半以降、米州全域で再生可能エネルギープロジェクトを長期契約で開発、融資、建設、運営してきた再生可能エネルギー発電企業である。Atlas Renewable Energyは中南米の太陽光エネルギー業界で最長の実績を持つ経験豊富なチームを擁する。同社は大規模プロジェクトの開発、建設、運営の高い水準で知られている。
Atlas Renewable Energyは、エネルギー分野の主要未公開株投資家であるActisによって設立されたEnergy Fund IVの一部である。Atlas Renewable Energyの成長は、クリーンエネルギーへの転換を加速する実証済みの開発、マーケティング、構造化の専門知識を利用して同地域の最も安定した市場に重点を置いている。同社は地域社会や利害関係者と積極的に関わることをプロジェクト戦略の中心とし、よりクリーンな未来を提供するよう日々努めている。
Atlas Renewable Energyに関する詳細な情報は を参照。