【マウンテンビュー(米カリフォルニア州)2022年3月7日PR Newswire=共同通信JBN】
*採用は、Turnの商業活動範囲拡大と独自のプラットフォーム技術ERAの保護に役立つ
現在、治療不能な加齢性慢性疾患を治療する新規mRNA医薬品を開発している細胞若返り企業Turn Biotechnologiesは7日、提携開発と知的財産保護のグローバルな専門家の採用を発表した。
Turnは、国際的提携を通じて商業活動範囲を最大化し、画期的プラットフォーム技術「ERA」を含む独自技術を保護することで企業価値の維持に資するため、豊かな経験を持つ2人の幹部社員を採用した。
Fortune 500企業やベンチャーの支援を受けた企業で幅広いグローバルな専門知識と戦略的トランスフォーメーションの実績を持つ幹部社員Marie-Louise Bots氏は、企業・事業開発担当上級副社長に任命された。同氏は、Turnの世界中の医療、保険、金融企業との戦略的提携に向けた取り組みを統括する。
同氏はそのキャリアを通じて、ロッテルダムに本拠を置くAon Risk Solutionsの最高商務責任者として同社を変革し、戦略を策定、推進するなど、各企業で戦略的リーダーシップを発揮してきた。
同氏は、ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスにスキンケア部門を設立し、革新的技術の採用を推進する一方、提携先づくりや同部門の買収、合弁事業の管理を行った。フィリップスでは、ソニッケアーの買収により、オーラルヘルスケア部門の重要な改革も加速させた。
Bots氏は、オランダのアイントホーフェンにあるフォンティス応用科学大学で経済学の学位を取得、エラスムス大学ロッテルダムやボストンのバブソン大学でも学んだ。
企業弁護士で弁理士でもあるDevang Thakor博士は、知的財産・法務担当副社長に任命された。Thakor氏は、米特許審査官として、4年の主任審査官時代を含む10年間で130以上の医薬品・バイオテクノロジー特許を許可、知的財産や事業問題についてGlobal 500企業、海外の新興企業、ベンチャーキャピタル企業、大学に助言してきた。
Thakor氏の米特許商標庁での実務経験は、企業が知的財産を保護するため従わなければならないプロセスについて、斬新かつ実践的な視点を提供する。また、北米やアジアの企業と仕事をしてきた同氏は、多様な知的財産保護規制のある市場に参入する際に交渉が必要なニュアンスについてユニークな理解ができる。
同氏は、ハーバード大学医学部、VAボストン・ヘルスケア・システム、京都大学の博士研究員として、核酸デリバリーや再生医療技術の開発経験があり、Turnの知的財産戦略に技術的専門性ももたらしてくれる。
TurnのAnja Krammer最高経営責任者(CEO)は「Bots氏とThakor氏がTurnにもたらしてくれる専門知識は、当社の長期的な成長戦略にとって不可欠だ。当社の最先端科学には、今日の医学では治療できない加齢性疾患に苦しむ数多くの人々の生活を変える潜在力がある。2人の経験は、投資家にとって当社の価値を高め、守ると同時に、グローバルな事業提携を通じて商業活動範囲の拡大を加速するのに役立つだろう」と語った。
▽TURN BIOTECHNOLOGIESについて
Turnは、細胞レベルでの組織修復に焦点を当てた前臨床期企業である。同社独自のmRNAプラットフォーム技術「ERA(TM)」は、エピゲノムの老化作用に対抗し、最適な遺伝子発現を回復させ、細胞が若い頃と同様に活発に機能できるようにする。これにより、病気の予防や治療、組織の治癒・再生に必要な細胞の機能を回復させ、治療不能な慢性疾患と闘えるようにする。
Turnの技術は、現在、治療不能なさまざまな慢性疾患を克服するためのプラットフォームを提供する。同社は現在、皮膚科学と免疫学の適応症をターゲットとしたテーラーメード治療の前臨床研究を完了しつつあり、眼病、変形性関節症、筋肉組織の治療法の開発も行っている。詳細については、www.turn.bio を参照。
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