シングルユース内視鏡(使い捨て内視鏡)の技術的革新をリードし続ける
イスラエル・テルアビブ, 2022年3月1日 /PRNewswire/ -- 高性能シングルユース内視鏡開発のリーディングカンパニーであるZsquare社は、革新的なシングルユースENT(耳鼻咽喉)内視鏡のソフトローンチおよび他の適応症での使用可能性を広げるためのさらなる研究開発のために1500万ドルの資金調達に成功しました。ソフトローンチは、2022年第3四半期FDAの認可後に行われる予定です。
この1,500万ドルの資金調達は、欧州とアジアに広く展開し、ディープテックに特化した投資を行っているプライベートエクイティ投資企業であるChartered Groupが主導しました。今回の投資はChartered Groupから、Zsquare社への2回目の連続投資であり、同社の技術と成長の可能性に対する強い信頼の表れと言えます。
チャータードグループの会長であるEyal Agmoniは、「我々は、Zsquare社の革新的技術の成長過程を目にし支援できることはエキサイティングであり、この技術が、機器全体の費用対効果の構造を変えることによって、内視鏡検査の世界に大きな利益をもたらすと確信しています」と述べています。
Zsquare社の高性能シングルユース内視鏡プラットフォームは、診断性能の向上、クロスコンタミネーション(交差感染)のリスクの排除、医療コストの劇的な削減を目的として設計されています。再利用可能な共通して使用するイメージングコア部分と、適応症毎に特化した使い捨てシェル部分を組み合わせたハイブリッドデザインにより、複数の適応症に対応できるだけでなく、新たな適応症に対する従来は対処できなかった画像作成の要求を解決することも可能です。
Zsquare社のCEO兼共同設立者であるAsaf Shahmoonは、「世界がシングルユース機器に急速に移行する中、Zsquare社はこの将来性が豊かな有望な市場に新しい画期的な技術や機能を導入するために邁進しています。今回の資金調達により、当社は初期のENT(耳鼻咽喉)内視鏡の市場投入計画を更に加速させるとともに、次世代機能やさらなる他の適応症に向けた研究開発を強化することができます。」と述べています。
ZSquare社独自の設計は、従来のchip- on- tip設計(先端に画像センサーを取り付ける設計)に内在する直径と画質のトレードオフを、費用対効果の高い方法で克服しています。Zsquare社の従来の方法に対するソリューションは、安価な光学系をシングルユースのシェルに、高価な画像処理用電子回路を取り外し可能で再利用可能な画像処理コアに収納しています。その結果、画像解像度について妥協することなく光学部品の直径を劇的に縮小し、クロスコンタミネーションのリスクを排除し、これまで適切に画像化できなかった解剖学的部位へのアクセスを可能にとするコスト効率の高いソリューションが実現しました。
日本消化器内視鏡学会特別顧問で、Zsquare Scientific Advisory Boardのメンバーである田尻久雄教授は、「Zsquare社のシングルユース内視鏡プラットフォームは、画像を取り込む面の直径が0.5mm以下の柔軟なスコープを用いて、これまでに見たことのない高解像度画像を見せている」と語っている。「この画期的なイノベーションは、優れた診断能力と択一した安全性を兼ね備えた内視鏡検査の新時代を切り開くでしょう」と述べています。
Zsquare社について
Zsquare社は、イスラエルに本社を置く医療機器開発メーカーで、費用対効果の高い高性能シングルユース内視鏡を開発し、従来対応できなかった適応症へのアクセスを可能にするとともに、現行診療のパフォーマンスを向上させ、業界のクロスコンタミネーションの問題を解決しています。
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