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【ベンガルール（インド）2022年2月7日PR Newswire＝共同通信JBN】宇宙技術、人工知能（AI）、およびサービスとしてのソフトウエア（SaaS）の交差点で活動するスタートアップ、SatSure（https://www.satsure.co/ ）はBaring Private Equity India Pvt. Ltd.が主幹事を務めるプレシリーズAラウンドで500万米ドルを調達したと発表した。Baring Private Equity IndiaにはADBベンチャーズ（ADB Ventures、アジア開発銀行のベンチャー部門）が参加している。このほか、同ラウンドに参加した投資家は、Flowstate VC、Force Ventures、IndigoEdge Advisors、Toch.ai、Nishchay Goel、Saikiran Krishnamurthyである。
SatSureは、この資金を東南アジアでの事業展開拡大と製品開発加速に使用する。これには、独自の観測機器を低軌道に打ち上げることも含まれる。2017年にインド宇宙科学技術大学（IIST、Indian Institute of Space science and Technology）およびインド宇宙研究機構（ISRO、Indian Space Research Organisation）の卒業生であるPrateep Basu、Rashmit Singh Sukhmani、Abhishek Rajuの各氏によって設立されたSatSureは、衛星データ、リモートセンシング、人工知能、ビッグデータ分析を活用し、銀行・金融サービス・保険（BFSI）部門に意思決定インテリジェンスソリューションを提供している。BFSI部門に対するSatSureの価値は、農業、インフラストラクチャー、および気候変動の持続可能性ネクサス（結合体）にある。
ADBベンチャーズの投資スペシャリスト、Jugnu Pati氏は「衛星テクノロジーと運用データを組み合わせて貸付リスクを最小限に抑えるSatSureの強力な分析プラットフォームはユニークであり、実用的かつタイムリーな知見を提供するのに最適である。独自のAIを活用したモデリングにより、金融機関はより迅速に、より多く、より革新的な条件で信用を付与したり保険契約を結ぶことができるようになり、小規模農家向け融資が可能になる。われわれは南アジアと東南アジアで展開を拡大するSatSureと提携することを非常に喜んでいる」と語った。
Flowstate VCのファンドマネジャーでビル＆メリンダ・ゲイツ財団で民間部門パートナーシップ責任者を務めたことのあるAnjani Bansal氏は「SatSureの一連の製品と堅ろうなテクノロジーバックボーンは、新興市場と先進国市場の両方でグローバルなアプリケーションがある。同社チームは、顧客獲得の素晴らしい実績を持つ卓越した実行能力を実証した。SatSureはリーダーとして出現するのに適した位置にあり、このジャーニーのパートナーとなることをうれしく思う」と付言した。
今回の資金調達ラウンドにより、SatSureは現在、ベンガルール（インド）に本社を置き、ムンバイ（インド）、ザンクトガレン（スイス）、リバプール（英国）、にオフィスを構えている。現在、チームには80人のメンバーがおり、今四半期末までに100人超のメンバーに成長する予定である。Allied Market Researchのデータ（https://www.alliedmarketresearch.com/satellite-data-services-market-A06428 ）によると、8カ国に34の企業顧客を擁するSatSureは、世界の衛星データサービス市場が22.5％のCAGR（年平均成長率）で成長し、2030年までに458億5000万ドルに達すると予想される時期に成長している。
▽SatSureについて
SatSureは、以下の3つの主要な意思決定インテリジェンス製品を提供している：a）SatSure Sparta：オープンイノベーション、フリーミアムモデルとして農業および気候関連の知見を提供するためのプラットフォーム。 b）SatSure SAGE：農業金融サービス向けのライフサイクルリスク監視およびビジネスインテリジェンスプラットフォーム。 c）SatSure SKIES：高解像度の衛星画像ベースのインフラストラクチャー変更検出プラットフォーム。
▽問い合わせ先
Sarvesh Kurane info@satsure.co
+91-9769252409
