【ドバイ(アラブ首長国連邦)2022年1月28日PR Newswire=共同通信JBN】中国を拠点とする大手バイオテクノロジー企業Vazyme(688105.SH)は、1月24日から27日までドバイ世界貿易センター(DWTC)で開催された、世界の医療コミュニティーが集まり、最高のラボラトリー・イノベーションとテクノロジーを披露する、主要ラボラトリー・主力製品展示会・会議「2022年Medlab Middle East」に参加した。同社はブースNo. Z5.H20で、COVID-19検査ソリューションの全製品ポートフォリオ、さらに先進の体外診断薬(IVD)製品をイベント来場者にオンラインおよび対面式で紹介した。500人以上の来場者のほとんどが中東地域からで、それ以外はインドやトルコなどからだった。10分で検査結果が得られ、99.81%の精度を誇るCOVID-19抗原迅速自己検査キットが、展示品の中で最も人気を集めた。
VazymeのJenny Jiang国際事業部長は「オミクロン変異株がまん延し始めたことで病院や検査センターの負担が増え、新たな感染急増の波を追跡するために迅速で信頼性の高いCOVID-19検査キットの製造強化が急務となっている。当社は、現地のパンデミック対策を強化する取り組みの一環として、Medlab 2022で高品質のCOVID-19検査製品およびソリューションを紹介することで、中東・アフリカ地域の医療界のこの問題への対処を支援していきたい」と語った。
イベントでは、Vazymeの核酸検出ソリューションの全ラインアップに加え、一連の抗原検出キット、COVID-19ワクチン抗体評価ソリューション、検出ソリューションの原材料製品など、COVID-19検出のための製品が展示された。展示の目玉の1つだったVazyme自動核酸抽出システムは、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアの政府から市販認可を取得、2019-nCoV Triplex RT-qPCR検出キットも最近、UAE市場参入が認可された。
創業10年となるVazymeは、日産100万個相当の生産能力のIVD製造ラインを備え、中国のバイオテクノロジー業界におけるリーダーシップを確固たるものにした。Vazymeの中東・北アフリカ(MENA)チームはIVD製造の専門家で構成され、現地の消費者に総合的なサービスと1対1の個別指導を提供している。Vazymeは2021年、インドネシアに初の完全所有の海外子会社を設立、米国、欧州連合(EU)、香港特別行政区にオフィスと倉庫を構え、世界中の顧客にサービスとサポートを提供するなど、グローバル展開を強化している。
Jenny Jiang氏は「当社は今年、創業10周年を迎える。生命科学のイノベーションを進める先駆者であるVazymeの使命は、科学・技術を活用して健康と生活を向上させることであり、最高水準の倫理、説明責任、プロフェッショナリズムを保ちつつ、世界の満たされていない医療ニーズに応えていく。研究開発中心のアプローチにより、当社は常に革新を続け、新しい製品やソリューションを顧客に届けることができる。当社は、世界中のパートナーと協力し、従前からの取り組みをさらに積み重ね、重症疾患との闘いにおける医療能力を強化していく」と語った。