【ニューヨーク2022年1月28日PR Newswire=共同通信JBN】データ管理とアナリティクスの業界横断的な取引団体であるEDM Councilは、同社のESGデータ調査シリーズの第2弾となる最新の調査「ESGデータ管理:評価プロバイダーとデータ収集企業」を公表した。この調査は、EDM CouncilのESG Data Workgroupが作成したもので、ESGデータのサプライチェーンにおける主要な課題を検証し、RPDAに提言を行った。
RPDAは、報告主体からの生データの収集と分析において重要な役割を果たしており、これにより企業は、新たなグローバルなESG目標と目的に関して、企業パフォーマンスの調査、格付け、評価、比較を実施することができる。ESGのRPDAが提供する製品とサービスは、ESGエコシステムの重要な要素だが、独自のデータ管理とアナリティクスの一連の課題に直面している。
ESG製品の利用方法はさまざまだが、RPDAのデータサプライチェーンは基本的に同じだ。このリポートでは、6つの段階からなるRPDAの製品配送プロセスを概括する。この製品配送プロセスでは、ESGデータの課題の評価と優先順位付けが行われる。調査ではさらに、これらの段階をフレームワークとして使用し、11の優先順位の高い課題を特定し、以下のそれぞれについて戦略的・戦術的な提言を行った。
EDM CouncilのEric Bigelsen業界エンゲージメント責任者兼ESG Workgroup責任者は「ESGの普及に伴い、評価プロバイダーとデータ収集企業が直面するデータ管理の課題も生まれている。当社の最新のESG調査の目標は、ESGデータのサプライチェーンを簡素化し、こうした主体が作業をする上で共通のフレームワークを構築することだ。当社は、持続可能な成果をもたらすESGの利点を示しながら、この発展中のセクターについてより明確にし、理解を深めることを目指している」と述べた。
このEDM Council ESG Rating Providers and Data Aggregatorsリポートは、ESGデータの課題と推奨事項について9カ月にわたる調査結果を詳述する調査リポートシリーズの第2弾である。これは、EDM Councilが2021年11月に公表したESG企業報告ベストプラクティス(ESG Corporate Reporting Best Practices )リポートに続くものだ。
ESG Workgroupの協力を通じたこの調査シリーズには、80を超える参加組織と150人超の専門家にまたがる取り組みで、複数の業界にわたるデータ専門家、企業の持続可能性報告の専門家、ESGの対象分野の専門家、その他のビジネスリーダーからの情報提供が組み込まれている。
詳細とEDM Council ESG Rating Providers and Data Aggregatorsリポート全文のダウンロードは次を参照:https://app.smartsheet.com/b/form/37567c73363a4f839f569bbc88406804
▽EDM Councilについて
EDM Councilは、ビジネスおよびオペレーションの最優先事項としてデータ管理とアナリティクスの実務を向上させるために発足した世界規模の団体である。Councilは、データの標準規格化、ベストプラクティス、総合的トレーニング、認定プログラムの策定と実施の有力な世界的提唱団体である。米州、欧州・中東・アフリカ、アジアの1万人以上のデータ管理専門家を代表する世界300のメンバー組織を擁するEDM Councilは、極めて重要な組織機能としてデータ管理とアナリティクスにおける課題と進展をめぐりデータ専門家が交流、意思疎通、協力できる場を提供している。詳細はウェブサイトedmcouncil.org(edmcouncil.org )を参照し、LinkedIn (LinkedIn )、Twitter (Twitter )で同社のフォローを。