【上海2013年9月 XX 日PRN=共同JBN】Guangzhou Dongfeng Johnson Controls
Automotive Seating(Guangzhou DFJC)はこのほど、中国で日産自動車からシート製品の優れた品質の実績が認められ、China Regional Quality Award(NQA)を受賞した。Guangzhou DFJCがこの賞を受賞したのは2008年以来2度目である。
ジョンソンコントロールズ・オートモーティブシステムズ(Johnson Controls Automotive Experience)のグローバル・バイス・プレジデントで中国ゼネラルマネジャーのヨハネス・ローターズは「顧客の満足はジョンソンコントロールの中核を占める経営理念である。世界中の顧客に同一品質の製品とサービスを提供すべく、わが社はすべての製造工場でベスト・ビジネス・プラクティスを実践し、全ての工程を標準化している」と述べた。
ローターズはさらに「これまで、わが社は顧客から信頼できるビジネスパートナーとして認められた実績があり、2度目になる今回のNQAの受賞によって、優れた製品品質と顧客への強い支援に力を傾注するわが社の経営姿勢が実証された」と付け加えた。
2005年1月創業のGuangzhou DFJCは、ジョンソンコントロールズ・オートモーティブシステムズが中国に設立した数多くの合弁会社の一つで、中国国内の主要自動車メーカーに乗用車シートなどの多種多様な自動車部品を納入している。
Guangzhou DFJCは、長年にわたる優秀で、安定した製品品質の実績によって、東風日産に納入するメイン自動車シート・サプライヤーに成長した。2012年にはGuangzhou DFJCは東風日産に25万席の自動車シートを納入しており、主な車種として「ティーダ(中国名は騏達)」や「シルフィ(軒逸)」、「エクストレイル(奇駿)」に搭載されており、わが社製は日産乗用車の全シートの30%を占めている。
今回の賞は、日産自動車が優秀サプライヤーに与える賞の中で最高位のものである。日産自動車は毎年、サプライヤー・スコア・カード(SSC)上位のサプライヤーを選び、「達成度」や「部品の複雑さ」、「仕入れ価値」など多くの項目で評価している。中国では300社以上のサプライヤーが日産に納入しているが、そのうち2013年NQAを受賞したのは3社にすぎない。
今回の受賞でGuangzhou DFJCと東風日産の協力関係は一層強まり、将来の関係緊密化に向けた大きな礎になることが期待される。
▽ジョンソンコントロールズ(Johnson Controls)について
ジョンソンコントロールズは世界150カ国以上の顧客に多様なテクノロジーを提供する業界トップクラスのグローバル企業。16万8000人の従業員が、ビルのエネルギー効率や運用効率を最適化する質の高い製品、サービス、ソリューションをはじめ、自動車用鉛酸バッテリーおよびハイブリッド車・電気自動車用先進的バッテリー、自動車用内装システムの開発に取り組んでいる。同社のサスティナビリティーへの取り組みは、創業のきっかけとなった初の電気式室内サーモスタットが発明された1885年にまで遡る。成長戦略とマーケットシェアの拡大によって、ジョンソンコントロールズは株主に価値を提供し、顧客の成功のサポートに努めている。2013年にコーポレート・レスポンシビリティ・マガジンは「ベスト・コーポレート・シチズン100社」のリストで、ジョンソンコントロールズを14位に選んだ。詳細は次のサイトを参照。http://www.johnsoncontrols.com.
▽ジョンソンコントロールズ・オートモーティブシステムズ(Johnson Controls Automotive Experience)について
ジョンソンコントロールズ・オートモーティブシステムズは自動車シート、オーバーヘッドシステム、ドアシステム、インストルメントパネル、内装部品用電子システムを提供する世界的なサプライヤー。ジョンソンコントロールズは製品、テクノロジー、先進的生産体制によって、主要自動車メーカー各社の製品の差別化をサポートする。世界各地に240カ所の生産拠点を持ち、顧客のニーズに応える体制を整えている。消費者は部品単体からシステムまで、ジョンソンコントロールズの製品の快適性とスタイルを享受している。そのグローバルな組織力で年間5000万台以上の車両に製品を提供している。
ソース:Johnson Controls