【クラマール(フランス)2022年1月18日PR Newswire=共同通信JBN】フランスに本社を置くCardiac Rhythm Management(心調律管理)分野の先駆的企業であるマイクロポートCRM(MicroPort CRM)はこのほど、同社の最新の植え込み型ペースメーカーであるAlizeaについて、日本の規制当局であるPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の認可を受けた。この機器は、日本で既に承認されているマイクロポートCRMのホームモニターSmartView Connectと組み合わせた最新式の遠隔モニタリングのためのBluetoothテクノロジーを搭載している。
ペースメーカーのAlizeaによって、心臓専門医は機器を遠隔で監視することができる。ホームモニターのSmartView Connectは、患者のベッドのそばに設置できるように設計されており、ペーシングシステムの機能に関する心臓専門医への詳細なレポートの定期的な送信が可能であり、患者が簡単な定期検査のために病院に行く必要がなくなり、医療制度への負担を軽減する。ペースメーカーのAlizeaとホームモニターのSmartView Connectは連携しており、患者が症状を示したときに患者によって起動されるタイムリーな警報と送信メッセージを心臓専門医に提供し、より迅速、より効率的な患者の治療につながっている。
MicroPort CRM Sales Japanの清水昇(Noboru Shimizu)バイスプレジデントは「日本では毎年、約6万4000人の患者がペースメーカーを植え込んでおり、現下の医療危機から生じている困難と相まって、患者を移動させずに遠隔で監視する必要性が高まっている。ペースメーカーのAlizeaとモニターのSmartView Connectのおかげで、当社は日本の市場において心臓ペーシングで最高の位置を占めている。これにより、当社が日本でのプレゼンスを強化することができると確信している」とコメントした。
マイクロポートCRMのBenoit Clinchamps社長は「当社は、2021年6月に欧州でAlizeaを成功裏に発売し、日本はその先進技術の機能から恩恵を受ける2番目の地域である。できるだけ多くの患者の生活を向上させ、医療専門家の使命をサポートするという当社のコミットメントの一環として、当社はAlizeaとSmartview Connectを世界中に展開し続ける」と述べた。
▽マイクロポートCRM(MicroPort CRM)について
マイクロポートCRMは、Cardiac Rhythm Management(心調律管理、CRM)分野の先駆的企業で、MicroPort Scientific Corporation(stock code: 00853.HK)の子会社であり、世界本社はフランスのパリ近郊のクラマールにある。マイクロポートCRMは、CRMにおける長年の専門知識を通じ、心調律異常と心不全の管理のための心臓ペースメーカー、植え込み型除細動器、心臓再同期システムおよびECG診断ソリューションを世界規模で開発、製造、販売している。
詳しい情報はwww.microport.com を参照。