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Gift of Life Donor Programが全米記録を更新、705人の臓器提供者から1732件の命を救う移植を実現

Gift of Life Donor Program
2022-01-12 12:38 1381

【フィラデルフィア2022年1月11日PR Newswire=共同通信JBN】

*Richard Hasz新CEOは、14年連続でドナーが全米最多だった地域と、並外れた貢献をした「ヒーロー」チームに敬意

Gift of Life Donor Program(命の贈り物 臓器提供プログラム)(Gift of Life Donor Program )は、全米57の臓器調達機関(OPO)中、救命移植数で再びトップに立った。Gift of Lifeは14年連続で、移植用臓器を最も多くコーディネートし、米国を拠点とするOPOとして最多の臓器提供者数を達成した。 全米で最も寛大なコミュニティー、移植待機者一人一人のために24時間体制で働く献身的なスタッフ、そして可能な限りの救命に尽力する提携病院のお陰で、Gift of Lifeは2021年、以下の部門で全米トップに立った。

Gift of Life Donor Program: Saving Lives Together
Gift of Life Donor Program: Saving Lives Together

*最多臓器提供者 - 全米でこれまで最多の705人の臓器提供者から命を救う贈り物をコーディネート

*最多臓器移植 - これらの臓器提供により、2021年に全米最多の1732件の移植が行われた

*最多腎臓移植 - 米国史上最多となる1007件の腎臓移植をコーディネート。腎臓病は増加傾向にあり、糖尿病や高血圧などの一般的疾患と関連していることが多いため、これは全ての待機患者にとって朗報である。こうしたニーズは、特に多文化コミュニティーに多く見られる。Gift of Lifeの活動地域内の14の移植センターでは、腎臓移植を受けた人の56%が有色人種だった。

Gift of Life Donor Programは、フィラデルフィアに本部を置き、ペンシルバニア州の東半分、ニュージャージー州南部、デラウェア州にサービスを提供している連邦政府指定のOPOである。人口100万人あたり62人の臓器提供者というGift of Lifeの年間提供率は、世界最高レベルである。

Richard Hasz氏(Richard Hasz )は、臨床チームのリーダーとして、長年にわたりGift of Lifeの素晴らしい実績を支えてきた。1999年から臨床サービス担当副会長を務めていたが、1月4日にGift of Life Donor Program、Gift of Life Family House、Transplant Foundation(移植財団)の会長兼最高経営責任者(CEO)に就任した。

Hasz氏は「私は、毎年、全米で最も多く臓器提供してくれるGift of Lifeのコミュニティーから謙虚さと勇気をもらっている。ドナー、ドナー家族、Gift of Lifeのスタッフ、提携病院など、臓器提供待ちの人々の命を救うには、ヒーローたちのチームが必要だ。彼ら一人一人の協力がなければ、臓器提供は実現しない」「CEOとして新たな章を踏み出すにあたり、わがチームは今後も、人生の第2のチャンスを待つ何千人もの患者を擁護し、命の贈り物をする全ての人に敬意を表し、ドナー家族に安らぎを与える先頭に立つと確信している。彼らは、24時間365日、家族を支え、彼らが愛する人のために命を救う遺産づくりができるようにする、名もなきヒーローだ。それには、徹夜の作業、臨床の専門知識、そして深い思いやりが必要だ。われわれは、移植を待ちながら亡くなる人がいなくなる日を目指して、力を合わせて頑張っている」と語った。

以下のビデオでは、肝臓移植を受けた人と、その命を救ったドナーの母親が、この素晴らしい贈り物がいかに両者の人生を変え、信仰、人種、背景の異なる2つの家族の間に深い友情を築いたかを語っている:https://www.youtube.com/watch?v=WBi-XXxs3c4 

Gift of Lifeは2021年、1348人の筋骨格ドナー、1894人の角膜ドナーを含む2399人のドナーからも生活の質を高める組織を回収した。こうした組織提供は、整形外科やスポーツ損傷用の骨の提供、火傷患者の治療用や再建手術用の皮膚の提供、命にかかわる疾患の治療用の心臓弁の提供、視力の贈り物をするための角膜の提供など、11万人以上の人々に役立てることができる。

Gift of Lifeの臨床サービス部門は現在、Gift of Life歴20年のベテランで、組織に65人以上いる移植コーディネーターの部長から最高臨床責任者に昇進したChristine Radolovic氏(MS、BSN、RN)(Christine Radolovic, MS, BSN, RN )が責任者を務めている。元ICU看護師のRadolovic氏は、Gift of Lifeと129の救急病院、14の移植センターのネットワーク間の連携の重要性を身をもって理解している。Radolovic氏は「提携病院は、我々と二人三脚で各臓器提供を可能にするために頑張ってくれている」と言う。Gift of Lifeは毎年、病院の活動を表彰している。以下のビデオでは、Temple Healthのスタッフや首脳陣が、この命を救うパートナーシップを振り返っている:https://www.youtube.com/watch?v=bfw43vr4o0s 

Radolovic氏は、臓器提供プロセスの間中、ドナー家族をサポートする移植コーディネーターとしてGift of Lifeに入った。同氏は「コーディネーターは、24時間365日、命を救ってくれる臓器の提供を待つ一人一人のために働きつつ、人生で最も困難な時期にあるドナー家族を支えている」と言う。以下のニュースクリップでは、Gift of Lifeの移植コーディネーターが、この困難だがやりがいのある仕事について話している。https://www.donors1.org/gift-of-life-transplant-coordinator-explains-organ-donation-process-for-both-families-and-recipients/ 

臓器提供や移植は、英雄的なドナーやドナー家族の寛大な心なしには実現不可能である。最高総務責任者兼法務顧問のJan L. Weinstock氏(https://www.donors1.org/about-gift-of-life/overview/executive-leadership/jan-l-weinstock-esq/ )は「臓器提供に対して全米で最も寛大なコミュニティーでサービスを提供しているGift of Lifeは、恵まれている」と語った。Gift of Lifeは、英雄であるドナーとその家族に謝意を伝える、毎年恒例の「ライフ・アンド・レガシー・セレブレーション」をはじめ、継続的なカウンセリングやプログラムを通じて、悲しみに暮れるドナー家族をサポートしている。今年のバーチャルセレモニーの視聴は、以下で:https://www.donors1.org/families-of-donors/llc/llc4/ 

Weinstock氏は「ここは歴史的に寛大な地域ではあるが、臓器を待っている大人や子どもの数と提供できる臓器の数の間には依然として大きなギャップがあることを忘れてはならない」「社会全体が、互いを思いやり、命を救うことを大切だと考えているとのメッセージを発信するため、全ての人に早急に臓器提供者登録をしてもらいたい」と付け加えた。

全米で10万人以上、Gift of Lifeのサービス提供地域では5000人以上の人々が、命を救ってくれる臓器移植を待っている。全米で毎日20人が、提供者が現れる前に亡くなっている。臓器や組織の提供者登録を選択することは、愛と人間性にあふれる最高の無私の行為の1つである。命を救う手助けが、わずか30秒の登録でできるのだ。詳細または登録については、donors1.org(https://www.donors1.org/learn-about-organ-donation/sign-up-to-save-lives/ )を参照。

▽イノベーションと教育のリーダー

Gift of Lifeは、臓器、組織提供分野のリーダーシップと学識で国際的に認知されている。このほどGift of Lifeでの43年間の仕事を終え、会長兼CEOを退任したHoward M. Nathan氏(Howard M. Nathan )は現在、Transplant Foundationの事務局長を務めている。Gift of Life Donor Programの支援組織である同財団は、世界中の臓器提供と移植を促進するための研究と教育を主導している。同財団の傘下には、Gift of Life InstituteとTransplant Pregnancy Registry Internationalが置かれている。これらのプログラムに加え、同財団は、科学的研究、社会的・行動的介入、既存のプロセスやプロトコルに代わるアプローチを通じたイノベーション、品質、安全性に充てるための助成金も提供している。Transplant Foundationこの数年で、18を超える生物医学研究試験に資金を提供した。

Nathan氏は「Transplant Foundationの新たなポストでも、命を救う使命を推進し、Gift of Lifeの記録的な臓器移植の増加につながった成功事例を共有し続けられるのは、ありがたいことだ」「友人で同僚でもあるRick Hasz氏のCEO就任を祝福できて、光栄だ。Rick(Hasz氏)は全米のリーダーであり、Gift of Lifeの目覚ましい臨床成果を支える原動力だ。彼が今後も、卓越性、革新性、成功の範を示し続けてくれると確信している。我々を未来に導いてくれる、彼以上の適任者はいない」と語った。

臓器・組織提供の専門家の国際的研修センター、Gift of Life Institute(Gift of Life Institute )は、スキルベースの学習、継続教育、共同研究、コンサルティングサービスなど、臓器提供の成果を高めるための包括的、学際的リソースを提供している。同研究所は2004年の設立以来、57のOPOと数多くの組織バンクと共に535以上のワークショップの開催をサポートし、全米および世界33カ国の1万2200人以上の専門家の研修を実施してきた。同研究所は2021年、1200人以上の参加者に研修を実施した。

2021年1月、Transplant Pregnancy Registry International(Transplant Pregnancy Registry International )(TPRI)は30周年を迎えた。この種の調査研究機関としては世界で唯一のTPRIは、移植を受けた人の妊娠への影響や免疫抑制剤が生殖能力や妊娠の結果に及ぼす影響について研究している。かつては、移植を受けた人の多くが、妊娠しようとしないよう警告されていた。TPRIの活動は、こうした言説を変えるのに役立ってきた。1991年の設立以来、TPRIチームとその協力者は、2957人の親と5115人の妊娠を追跡、230人以上の孫の誕生を祝い、540の学術フォーラムで情報を発表、79の査読付き発表媒体を含む280を超える出版物に発表してきた。そうした活動は、世界中の治療ガイドライン、医療従事者教育、臓器移植を受けた人向けの指針に反映されている。TPRIの研究者や参加者の活動の詳細については、以下のビデオを参照:https://www.youtube.com/watch?v=i50VOCtKQAc 

Transplant Foundationの活動を支援するため、Gift of Lifeは毎年、「ドナー・ダッシュ(Donor Dash)」(Donor Dash )を開催、2022年には25周年を迎え、4月24日にフィラデルフィア美術館で式典が開催される。全米臓器移植普及推進月間中に開催されるダッシュは、臓器・組織移植の救命パワーを讃えるものである。創設以来、その救命メッセージはメディアやコミュニティーの参加を通じて数百万人に届けられ、地域への臓器・組織提供の働き掛け、研究、患者プログラムやサービスを支援するため、1000万ドル近い寄付金が集まった。

Transplant Foundationは隔年夏、Gift of Lifeのチーム・フィリー(Gift of Life's Team Philly )の一員として、移植患者、生体ドナー、ドナー家族のDonate Life Transplant Games of Americaへの参加を支援している。臓器提供と移植の成功例を紹介する2022年大会は、カリフォルニア州サンディエゴで開催される予定。

Transplant Foundationは、命を救う移植を受けた子どもたちとそのきょうだいが、1週間楽しく友好的に過ごす夏季デー・キャンプ「キャンプ・ジェレミー(Camp Jeremy)」(Camp Jeremy )も支援している。Gift of Lifeは2021年、アートプロジェクトや科学実験などを行う、1日限りの冬季バーチャル版も開始した。

▽移植患者と家族のための家が10周年

移植や関連医療のためにフィラデルフィアに向かう家族にとって、宿泊施設探しにかかる経済的・精神的ストレスはとてつもなく大きい。移植患者とその家族のためのもう1つの家「Gift of Life Family House(ファミリーハウス)」(Gift of Life Family House )は2021年7月、10年目を迎えた。ファミリーハウスはオープン以来、7万6894泊分の食事、宿泊、支援サービスを提供、その使命を忠実に守り、パンデミック期間中も営業を続けられるよう、数々の安全手順を導入した。コミュニティーの支援を得て、ファミリーハウスはオープン以来、13万8951人のゲストを迎え、27万7902食を提供、1080万ドル以上の医療補助を提供した。ファミリーハウスのスタッフとボランティアは2021年、9750人のゲストに6172泊の宿泊ケア、1万9500食の食事、地元の病院との間の車での送迎を788回提供した。ファミリーハウスの、移植患者と介護者向けのウェビナー・シリーズやバーチャル・サポート・グループは、待機者リストプロセスの理解から回復、投薬、メンタルヘルスまで、幅広いトピックについて必要な情報を無償で提供している。2021年には、48州と8カ国から2400人がこうしたプログラムに参加した。ファミリーハウスの10周年記念キックオフイベントのハイライトと、過去10年間にファミリーハウスがどのように何千人もの移植患者や家族を支援してきたかを知るには、以下を参照: https://philadelphia.cbslocal.com/2021/07/14/gift-of-life-family-house-chimes-of-hope/ 

ファミリーハウスやコミュニティーにおけるGift of Lifeの活動は、ゲストに食事やサービスを提供し、一般の人々を教育し、命を救う我々の使命を支える何百人ものボランティアなしには成り立たない。Gift of Lifeのアンバサダーになるための詳細は、以下を参照:https://www.donors1.org/get-involved/volunteer/ 

▽Gift of Life Donor Program(命の贈り物 臓器提供プログラム)について

Gift of Life Donor Program(Gift of Life Donor Program )は非営利の連邦政府指定臓器調達組織で、129の救急病院、14の移植センターと協力し、ペンシルバニア州の東半分、ニュージャージー州南部、デラウェア州の1130万人にサービスを提供している。心優しいコミュニティーのお陰で、Gift of Lifeは過去14年間、全米で最も多くの臓器提供者をコーディネートしてきた。人口100万人あたり62人の臓器提供者という最新の年間提供率は、世界最高レベルである。Gift of Lifeは1974年以降、5万8000以上の臓器移植をコーディネート、寛大なドナーとその家族から提供された組織の移植は200万件以上に上る。1人の臓器提供者は最大8人の命を救うことができ、1人の組織提供者は100人以上の生活を改善することができる。詳細情報または登録については、donors1.org を参照。

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ソース: Gift of Life Donor Program