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【フリスコ（米テキサス州）2021年12月16日PR Newswire＝共同通信JBN】治療介入用医療機器の大手メーカーであるArgon Medical Devices, Inc.は、ウィスコンシン州を拠点とするプラスチック射出成形用のカスタムモールドメーカーのMatrex Mold and Tool, Inc.を買収したと発表した。Matrexは、医療機器、住宅、自動車産業向けの金属射出プロダクション・プロトタイプモールドを生産し、1985年以来、操業している。Argonは今回の買収に先立つ25年以上にわたってMatrexの顧客であった。
今回の買収により、新製品の開発と生産における垂直統合へのArgonの取り組みが進展する。プロダクションモールドの有機的な生産能力は、Argonが規模を拡大する中で、主流品製造のための影響力と製品の品質を維持することへの手助けとなる。プロトタイプモールドの有機的な生産は開発過程における新製品の市場投入時間を短縮していく。さらにArgonは引き続き、Matrexの現在の顧客ニーズをサポートしていくことができ、ArgonのCustom Product Solutions（カスタムプロダクトソリューション）事業の一環として、新たな顧客にモールド生産を提供することができる。
ArgonのGeorge Leondis社長兼最高経営責任者（CEO）は「米国内での製造を垂直統合するという当社の戦略は、パンデミック期間中を通じて当社の成長にとって不可欠であった。それにより広範囲にわたる原材料不足と輸送の遅延にもかかわらず、当社製品の供給を維持することが可能になるからだ。Matrexは長年、当社にとって信頼できるパートナーであった。その能力を当社の事業に加えることにより、われわれはこの未曽有の時代に、顧客にとってより一層頼もしい存在になることができる」と語った。
MatrexのJohn Matson社長は「Argonと合流し、クラス最高の医療機器の製造と提供を通じ、患者や介護者の生活を改善するという同社の使命を支援することができ喜んでいる。われわれは長年にわたってArgonと素晴らしい関係を持ってきたし、これから次のステップを楽しみにしている」と語った。
Argonは、Matrexがウィスコンシン州ポーティジ工場での操業を継続し、さまざま業界にまたがる顧客にサービス提供を続けていくことを予定している。
▽Argon Medical Devices, Inc.について
Argon Medical Devices, Inc.はInterventional Radiology（画像下治療）、Interventional Oncology（治療介入腫瘍学）、Vascular Surgery （血管手術）に使われるディスポーザブル医療機器の生産、販売、流通を行っている。テキサス州フリスコを本拠とするArgonのブランドは、患者の転帰を改善するクラス最高の製品とサービスとして世界中で評価されている。Argonは1972年に設立され、2022年に創業50周年を迎える。
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