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韓国で世界初のエコモビリティーの祭典始まる

EcoMobility World Festival Suwon 2013 Organizing Committee
2013-09-04 17:31 1101

【水原(韓国)2013年9月4日PRN】世界初のEcoMobility World Festival(エコモビリティー・ワールド・フェスティバル)の組織委員会によると、フェスティバルの全体会議は2日韓国・水原市で始まり、国際的な専門家に持続可能な輸送手段の普及に関するさまざまな方策を議論する機会を提供している。

(Photo: http://www.prnasia.com/sa/2013/09/03/20130903180058106385.html

持続可能な発展を目指すEcoMobility World Festival 2013は9月1日にスタートし、同30日まで続く。フェスティバルは、首都ソウル市の南30キロの水原市で開催されている。

この催しには、世界41カ国の98の都市から数百人の代表団が参加し、環境にやさしい最新のモバイルビークル開発と世界中の技術に関する知見の共有を目指している。フェスティバルはまた、持続可能な輸送手段の普及方法について意見交換を促進したと望んでいる。

フェスティバルは、水原市当局とICLEI(イクレイ、国際的な持続可能性をめざす自治体協議会)、国連人間居住計画の共同主催である。

エコモビリティーは、人々が地元の環境で自家用車を使用しないで移動できるようにするために、動力なしの輸送手段の利用と、公共輸送手段およびエコフレンドリーなモバイルビークルの利用とを融合させる環境上持続可能なモビリティーの総合形態である。

水原市のヨム・テヨン市長は3日間にわたる全体会議の基調講演で「化石燃料は今後20-30年で使い尽くすというありのままの真実を認め、行動する時である」と語った。

ヨム市長は、水原市を持続可能な輸送手段の都市の好例にする意欲を示し、同市のエコフレンドリーな輸送システムのこれまでの実績を紹介した。

全体会議は、ICLEIのメアリー・ジェーン・オルテガ副会長、モニカ・ジンマーマン同事務局次長、フェスティバルのクリエーティブ・ディレクターであるコンラッド・オットー・ジンマーマン氏を含む約300人の専門家が参加した。

全体会議では、トロントのジル・ペナローサ常務理事が8-80 Cities Campaignと呼ばれる活動について講演した。このキャンペーンの目標は、エコフレンドリーな輸送手段の推進によって、8歳児にも80歳の人にも望ましい都市を創り上げることにある。

ドイツ・トリアー大学教授であるハイナー・モンハイム教授もまた、持続可能システムについて講演した。

組織委員会によると、全体会議参加者はその後、エコモビリティー、そのマーケティングと管理などさまざまな問題に関する分科会を開始した。

全体会議はさらにこの問題で分科会を続け、4日に全体会議を終了する。

組織委員会によると、フェスティバル開催期間中、会場周辺の住民は、動力なしの輸送手段を使って生活し、化石燃料が枯渇した後の都市の将来がどうなるかというメッセージを発表する。フェスティバル会場はユネスコ世界遺産の華城の近くにある。

ソース:EcoMobility World Festival Suwon 2013 Organizing Committee

ソース: EcoMobility World Festival Suwon 2013 Organizing Committee