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Open Compute Project(OCP)が東南アジア初のOCPエクスペリエンスセンターの開設を発表

Open Compute Project Foundation
2021-11-11 04:27 1079

【サンノゼ(米カリフォルニア州)2021年11月11日PR Newswire=共同通信JBN】シンガポールに東南アジア初のOCPのエクスペリエンスセンターが開設される。OCP Ready(TM)認証済みの施設で、OCP Accepted(TM)やOCP Inspired(TM)のハードウエアを実際に見て、評価し、学ぶことができる体験型の環境を創設するために、複数のOCPコミュニティーメンバーが結集した。

Princeton Digital Group’s (PDG) SG1 facility in Singapore, featuring Southeast Asia's first OCP Experience Center.
Princeton Digital Group’s (PDG) SG1 facility in Singapore, featuring Southeast Asia's first OCP Experience Center.

このエクスペリエンスセンターはシンガポールにあるPrinceton Digital Group(PDG)のSG1施設内に設置され、データセンターおよびサーバー技術に関するOCP Communityの業界全体のベストプラクティスをシンガポールの企業と共有することを目的としている。高効率でOCPに最適化されたインフラへの変革を加速するための方法に向けた戦略的な議論やエンゲージメントの場を提供する。

参加するOCPメンバーは以下の通り。

*Princeton Digital Group(PDG):主催者であり、OCP Ready(TM)認証済みのデータセンター 
*Rittal: OCP Platinumのメンバーで、OCPオープンラックの主要サプライヤー 
*Edgecore Networks:OCP Platinumのメンバーで、OCPネットワーキングスイッチの主要コントリビューター 
*村田製作所:OCP Communityのメンバーで、パワーシステムのサプライヤー 
*MiTAC:OCP Platinumのメンバーで、OCPコンピュートサーバー・ストレージサーバーのサプライヤー 
*Wiwynn:OCPプラチナメンバーで、OCPコンピュートおよびストレージサーバーのサプライヤー 
*サムスン電子: OCP Goldのメンバーで、SSDのサプライヤー
*Open Computing Singapore:OCP Communityのメンバーで、OCPソリューションの販売会社

エクスペリエンスセンターでは、Rittalの提供するオープンラックが設置され、これにはMiTACとWiwynnのOCP Accepted(TM)Tioga Passサーバー、EdgecoreのOCP Accepted(TM)ネットワークスイッチ、村田製作所の電源シェルフが含まれる。また、OCPコミュニティーはこのエクスペリエンスセンターを使用して、ハードウエアエンジニアリングや持続可能性に関するワークショップ、データセンター設計のセッション、各種オープンソースのトレーニングコースなど、OCPに関連するさまざまな活動を開催する予定だ。

PDGのシンガポール担当マネジングディレクターであるAsher Ling氏は「Princeton Digital Groupは、OCPとのコラボレーションにより、当社のSG1施設内にアジア初のOCPエクスペリエンスセンターを開設できることをうれしく思う。OCP CommunityのメンバーであるPDGのSG1データセンターは、OCP Colo Solution Provider(TM)として認定されたシンガポール初のOCP Ready(TM)施設でもある。ここ、当社のSG1で、オープンソースのデザインやOCPの最新のイノベーションを来場者とエンゲージおよび共有し、シンガポールおよびアジア太平洋地域の全域でOCPの成長を促進することを楽しみにしている」と述べた。

OCPのチャンネル担当副社長であるSteve Helvie氏は「シンガポールにOCPエクスペリエンスセンターを創設することは、コミュニティーの力を示す好例だ。この1年間、現地のOCPメンバーは、OCPハードウエア設計のハイパースケールなイノベーションをシンガポールの企業に提供するというビジョンに焦点をあててきた。この地域でのコラボレーションは特筆すべきもので、当財団はメンバーの努力と、エクスペリエンスセンターの実現に向けた貢献に感謝している。あらゆる規模の企業がOCPのハードウエアを見て、テストし、導入できる場所が、いまやシンガポールにある」と述べた。

これはまだ始まったばかりで、多くのメンバーが新たに加わり、OCPソリューションを紹介するにつれてこのセンターが成長していくことが期待される。同センターは、エンドユーザーや公共機関、サプライヤー、ベンダー、システムインテグレーターなど、ITエコシステム全体からの訪問者に開かれている。

シンガポールのOCPエクスペリエンスセンターに関する短編ビデオはこちらをクリック。(OCP Experience Center Video(OCP Experience Center Video )

この地域でOCPに興味のある関係者は、ocppdg@opencompute.org に連絡して来訪スケジュールの調整を。

▽Open Compute Project Foundationについて

Open Compute Project Foundation(OCP)は、オープンソースおよびオープンコラボレーションの利点をハードウエアに適用し、データセンターのネットワーキング装置、一般目的およびGPUサーバー、ストレージデバイスおよびアプライアンス、スケーラブルなラック設計の内部とその周辺におけるイノベーションのスピードを大幅に加速するというミッションを掲げて、2011年に創設された。OCPのコラボレーションモデルは、データセンター以外にも適用されつつあり、通信業界とEDGEインフラストラクチャーの発展を支援している。

▽メディア問い合わせ先
Dirk Van Slyke
dirkv@opencompute.org

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Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1018821/OCP_Logo.jpg?p=medium600 

ソース: Open Compute Project Foundation