ヒルデン(ドイツ), 2021年11月1日 /PRNewswire/ -- ドイツ・デュッセルドルフ近郊のヒルデンに本社を置くASKケミカルズが、SIグループ(米国、ニューヨーク)から工業用樹脂事業の買収を完了しました。これにより、ASKケミカルズは高性能工業用樹脂のグローバルサプライヤーとしての地位を強化していきます。
ASKケミカルズは、SIグループの工業用樹脂事業、リオ・クラロ(ブラジル)、ランジャンガオン(インド)、ヨハネスブルグ(南アフリカ)にある関連製造工場、およびライセンス技術や世界中で締結した複数の生産委託契約の買収を完了しました。
これにより、ASKケミカルズは、鋳造業市場における地位を強化していくと同時に、有望な成長市場である工業用フェノール樹脂事業の構築に重要な第一歩を踏み出したことになります。
鋳造業関連の事業は、鋳造用化学製品および副資材マーケットで世界最大かつ最も革新的なサプライヤーの一つ、ASKケミカルズの鋳造業部門に統合される予定です。一方でブラジルでは、この買収には鋳造事業は含まれておりません。
買収した事業の残りの大部分は、摩擦、研磨、耐火物、含浸紙、断熱材、複合材料などの用途や幅広い魅力的な成長市場に製品を提供してまいります。
SIグループとASKケミカルズの双方とも、事業の移行が円滑に行われるよう全力で取り組みます。お客様に置かれましては、従来通りの製品と高品質のサービスを将来にわたっても引き続き受ることが可能です。
ASKケミカルズ グループのフランク・クーネンCEOは、「高性能樹脂の分野で力をあわせることができ、またASKケミカルズにとっては新しい市場に参入できることとなり、大いに喜んでおります。また新しく同僚となった社員の専門能力の高さにも感心しています。 彼らの加入によって、当社がさらに強力になっていくことと思います」と語っています。
ASKケミカルズについて:
ドイツ・デュッセルドルフ近郊のヒルデンに本社を置くASKケミカルズ グループは、高性能工業用樹脂および材料のグローバルサプライヤーです。ASKケミカルズの製品は主に鋳造業や研磨材、耐火物、含浸紙、コーティング、断熱、複合材料の生産に使用されています。
鋳造部門では、粘結剤、塗型剤、押湯、フィルター、離型剤などの鋳造用副資材、さらに鋳鉄に用いられる接種剤、接種用線材、母合金などの冶金製品まで幅広い製品とサービスを提供しています。
また、工業用樹脂部門はフェノール樹脂の分野で指導的な位置にあります。ASKケミカルズの工業用樹脂は、防火やエネルギー消費、耐用年数、作業における健康と安全性の分野で最高水準を求める多くの企業から採用されています。
22か国に生産および販売のネットワークを持ち、世界で約2,000人の従業員がいます。ヨーロッパ、アジア、アメリカ、アフリカに研究センターやラボを持つASKケミカルズ グループは、業界特有のイノベーションの推進役を務めています。
Verena Sander
Head of Global Communications
ASK Chemicals GmbH
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40721 Hilden, Germany
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