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フィリピンのカジノ大手Okada Manilaが26 Capital Acquisitionと合併し株式上場へ

26 Capital
2021-10-18 22:21 1743

【マニラ(フィリピン)、マイアミ、東京2021年10月18日PR Newswire =共同通信JBN】

*この案件はOkada Manilaの企業価値を26億ドル、株式価値を25億ドルと評価。

*Okada Manilaの親会社ユニバーサルエンターテインメント(Universal Entertainment)は子会社Okada Manila株式の100%を移管する。26 Capital Acquisition Corp.は2億7500万ドルを事業に投入。

*カジノゲーム市場が2013-2019年に年間24%拡大したエンターテインメントシティーにあるOkada Manilaは、総フロア面積とゲームフロア面積でフィリピン最大の統合型リゾート。日本企業が保有して運営する世界で唯一の統合型リゾートである。

*旅行・宿泊制限が緩和された後には、Okada Manilaは需要の急増を取り込み、将来は飛躍的成長が見込まれる。今回の案件により同社はフィリピンで拡大し、今の市場から他の成長市場へ目を向けていく。

*26 Capital Acquisitionチームを率いるJason Ader氏は、ゲーミング・ホスピタリティー業界で豊富な実績を持つ。Las Vegas Sandsで2009-2016年に社外取締役を務め、IGTやThe Stars Group、Playtechにもかかわった。

アジアの高級カジノリゾートでフィリピン最大の統合型リゾートのOkada Manilaを運営するTiger Resort, Leisure and Entertainment Inc.は15日、米マイアミを拠点とする株式公開の特別買収目的会社26 Capital Acquisition Corp.(NASDAQ: ADER)と合併協定を結び、Okada Manilaをナスダックに上場すると発表した。この取引によりOkada Manilaの企業価値は26億ドルとなり、Okada Manilaに最大2億7500万ドルをもたらす見通し。株式公開会社となる同社は米国預託証券(ADR)制度で普通株をナスダックへ上場する。

 

この案件は、26 Capital AcquisitionのJason Ader代表がカジノとカジノ技術、宿泊、娯楽、電子商取引に関する定評ある専門技能をOkada Manilaのために生かすことで、多大な戦略的統合を伴う。26 Capitalと提携するOkada Manilaは、こうした分野で26 Capitalの専門技能を武器に、企業価値を発揮して自社の成長機会の推進に役立てる。

世界で唯一、日本企業が保有して運営するカジノであるOkada Manilaは、フィリピンで最大規模(総フロア面積・ゲームフロア面積ベース)の超豪華統合型リゾートで、世界でも最大手に入る。Okada Manilaリゾートはエンターテインメント都市、マニラの高級ウォーターフロント区画にある50エーカー強の敷地に位置する。同リゾートは現在約3万5000平方メートルのゲーミングフロアを誇り、カジノテーブル599台と電子ゲームマシン4263台を稼働できる。2022年に全面完成すれば、Okada Manilaはカジノテーブル974 台と電子ゲームマシン6890台の稼働が認められる。全面完成後にOkada Manilaは、計993客室の豪華ホテルタワー2棟、50店以上のショッピング街、ナイトクラブ「コーブ・マニラ」、屋内ビーチクラブ、25店を超えるグルメスポット、そして世界最大のマルチカラーのダンス・ミュージック・ファウンテンを備える。Okada Manilaリゾートの建設費は33億ドル。最初のホテルタワー完成後に、2019年から段階的にオープンし始めた。全面完成後の2022年に初めて全面操業が実現する。

2013-2019年で年間24%成長市場のエンターテインメントシティーで大手のゲーミング運営規模を持つOkada Manilaは、2019年の総ゲーム収益(GGR)が33億ドルを超えた。フィリピンは大規模観光地で、アジアで先行する急成長ゲーミング市場である上、労働コストが比較的低く、ゲーミング収益へは非課税で、ゲーミングライセンスはカジノ監督当局PAGCOR(フィリピン娯楽ゲーム公社)と並存的にフランチャイズ権が無制限に更新可能なため、競合地域と比べてゲーミング事業にかなり有利な環境を提供している。Okada Manilaは国内と観光客のゲーミング訪問者から多大な成長が見込めるほか、新たに規制化された国内オンラインゲーミング市場や、フィリピンの遊休地活用による規模拡大の機会、日本で計画されている統合型リゾート開発への参画の可能性によっても有利な立場にある。

予定される合併が完了した後も、Okada ManilaはByron Yip社長とHans Van Der Sande最高財務責任者(CFO)、世界クラスの幹部チームが経営を続ける。現在同社の株式を100%保有する親会社のユニバーサルエンターテインメントは、新たな公開株式企業のOkada Manilaのすべての保有を維持する。

Byron Yip氏はこの日の発表についてコメントし、「Okada Manilaはアジアのゲーミングおよびホスピタリティー業界の中心にいる。われわれはフィリピンで最も豪華な統合型リゾートを運営する幸運に恵まれ、株式公開企業として26 CapitalのJason Ader氏と提携して、最新鋭ゲーミング、エンターテインメント・ホスピタリティーの最先端施設の潜在能力を十分に発揮することに興奮している」と述べた。

26 Capital AcquisitionのJason Ader取締役会議長兼最高経営責任者(CEO)は「Okada Manilaはアジアのゲーミング市場の未来であり、途方もない成長へ向かっている。美しい新施設、世界で最も早く成長するゲーミング市場での好立地、業界をリードする利益率とキャッシュフロー転換率の可能性を有しており、Okada Manilaは極めて魅力的な投資先であると信じる」と語った。

ユニバーサルエンターテインメントの富士本淳・会長兼社長兼CEOは「本日はOkada Manilaとユニバーサルエンターテインメントにとって興奮させる試金石となる。ユニバーサルエンターテインメントはOkada Manilaのオーナーと開発者であることをいつも誇りとしており、Jason Ader氏や26 Capitalと提携してOkada Manilaを公開市場に送り出すことをとてもうれしく思う。将来の大きな成長へ向け事業への強力な支援を続けることを楽しみにしている」と話した。

▽案件の概要

事業統合によってOkada Manilaの企業価値は26億ドル、株式価値は25億ドルと算定される。26 Capital Acquisitionは2021年1月の新規株式公開(IPO)で設けた信託勘定で保有する現金を最大2億7500万ドル提供して参加する。Okada Manilaは26 Capital Acquisitionから得る現金を成長機会と一般事業目的に活用する。

ユニバーサルエンターテインメントは取引で株式の100%を移管し、26 Capital Acquisition株主の償還がないと仮定して、最終的に合併会社の株式の約88%を保有する見込み。取引の一環として追加資本調達が行われると、この比率は希釈される。

26 Capital AcquisitionとOkada Manilaの両取締役会は、提案されたこの案件を全会一致で承認した。手続きは2022年上半期に完了する見通しで、26 Capital Acquisition株主の承認と、通常の必要手続き条件の承認が必要となる。

▽投資家向け電話会見の情報

Okada Manilaと26 Capital Acquisitionは2021年10月18日(月)米東部時間午前8時30分に、提案された案件について説明する投資家向けの合同電話会見を開催する。利害関係者は26 CapitalのIRウェブサイト(IR website )でウェブキャスト(webcast )または、1-877-407-0789(米国内)、1-201-689-8562(米国外)へ電話して聞くことができる。さらに会見の録音は26 CapitalのIRウェブサイト(https://www.spac26.com )で公開する。

提案された事業統合についての詳しい情報は、投資家プレゼンテーションの書類を含めて、26 Capital Acquisitionが米証券取引委員会(SEC)へ提出したフォーム8-Kカレント・リポートで提供され、www.sec.gov でから入手できる。投資家プレゼンテーションは 26 Capital Acquisitionのウェブサイト(https://www.spac26.com )でも見られる。

▽アドバイザー

ベーカー&マッケンジー法律事務所(Baker McKenzie Tokyo)とMilbank LLPがユニバーサルエンターテインメントとOkada Manilaの法務顧問を務めた。Schulte Roth & Zabelが26 Capital Acquisitionの法務顧問を務めた。

▽Okada Manilaについて

Okada Manilaはマニラのエンターテインメントシティーにある高級カジノ・統合型リゾートである。Okada Manilaはフィリピン最大の統合型リゾートであり、世界でも最大手に挙げられている。アジアで最も急成長するゲーミング市場で50エーカー以上の敷地に位置し、全面完成の段階でカジノテーブル974 台や電子ゲームマシン6890 台の運営が認められ、約1000室の豪華ホテル客室を持つことになる。

▽ユニバーサルエンターテインメントについて

ユニバーサルエンターテインメント(TSE: 6425)はOkada Manilaのホテルとカジノの保有により、アジアの統合型リゾートの主力企業となっている。パチンコ機やパチスロ機を設計、製造、供給する日本の大手ゲーム機メーカーでもある。

▽26 Capital Acquisition Corp について

26 Capital Acquisition Corp(NASDAQ: ADER)はナスダック上場のブランク・チェック・カンパニー(白地小切手会社)である。成長見込みの高い買収対象を見つけ、自社の実績と価値の創造と実現の実績を生かして、その買収対象を盛り上げ、株主価値を高めるのが設立目的。ゲーミングやゲーミングテクノロジー、ホテル、エンターテインメントに特化している。26 Capitalを率いるSpringOwl Asset ManagementのJason Ader氏は機関投資家、資産運用家、リサーチアナリストとして26年以上の経験があり、ゲーミングとホスピタリティー業界を専門とする。SpringOwl Asset Managementは2013年の創業以来10億ドルを超える資金を調達している。

▽勧誘の参加者

26 Capital Acquisitionとその取締役と経営幹部の一部は、提案された企業統合案件に関して、26 Capital Acquisition株主の委任状を勧誘する参加者とみなされる可能性がある。こうした取締役と幹部の名前のリストと26 Capital Acquisitionにおける利害の記述は、26 Capital Acquisitionが米証券取引委員会(SEC)へ提出した書類(2021年1月14日付の26 Capital Acquisitionの新規株式公開に関する最終目論見書File No. 333-251682を含む)で示され、SECのホームページ(www.sec.gov )にアクセスするか、26 Capital Acquisitionに要請(住所:701 Brickell Avenue, Miami, Florida 33131, attention: Jason Ader)すれば、無料で入手できる。そうした参加者の利害についての追加情報は、入手時点で企業統合案件の目論見書と委任状の書類に含まれる。

Okada Manilaとその取締役と経営幹部の一部も、提案された企業統合案件に関して、 26 Capital Acquisition株主の委任状勧誘の参加者とみなされる可能性がある。こうした取締役と幹部の名前リストと企業統合案件での利害の情報は、入手時点で企業統合案件の目論見書と委任状の書類に含まれる。

▽提案または勧誘の禁止

このプレスリリースはどのような証券や提案された企業統合案件に関して委任状や同意、権限付与の勧誘をするものではない。プレスリリースは証券の販売の申し出、またはその購入を申し出るのを勧誘するものでもなく、管轄区域の証券法の下で登録もしくは認定されるまでは、そうした州や管轄区域でのいかなる証券の販売は違法となる。

▽データの使用

ここに含まれるデータは、わが社が信頼できると確信する内外のさまざまな情報源から得ている。ここに示した外部データに関して誤りは認められないが、われわれの推定がリスクと不確実性を含み、上記の「将来予想に関する記述」を含めさまざまな要因によって変化しうる。ここの含まれる過去の業績やモデル化についてのどの情報も、将来の動向を示すものではなく、26 Capital AcquisitionとOkada Manilaはそれぞれ、新情報や未来の出来事などの結果にかかわらず、法律で求められる場合を除き、このプレゼンテーションの情報の最新化や改定の責任を負わない。

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ソース: 26 Capital
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