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VolocopterのVoloDroneが初の公開飛行に成功

Volocopter
2021-10-14 08:19 1459

ハンブルク(ドイツ), 2021年10月14日 /PRNewswire/ -- Volocopterの電動重量物運搬ドローンVoloDrone(https://www.volocopter.com/solutions/volodrone/ )が12日、ITS World Congress 2021(https://itsworldcongress.com/ )で初の公開飛行を行った。国際的な流通リーダーのDB Schenkerとともに、アーバンエアモビリティー(UAM)のパイオニアであるVolocopterはエンドツーエンドの貨物輸送デモンストレーションによって、VoloDroneの流通サプライチェーンとの一体化を実証した。両社の提携は、DB Schenkerが2020年末にVolocopterの戦略的投資家になって以来、大幅な進展を示した。

Successful First Public Flight of Volocopter’s VoloDrone in Hamburg at ITS World Congress 2021 – Joint Demonstration with DB Schenker
Successful First Public Flight of Volocopter’s VoloDrone in Hamburg at ITS World Congress 2021 – Joint Demonstration with DB Schenker

3分間のテスト飛行は午後3時2分にhomePORT Hamburgh(ttps://www.homeport.hamburg/en )で始まり、最大22メートルの高度に達した。この配送シミュレーションのために、この電動重量物運搬ドローンは着陸装置の間に荷物ボックスを装備した。まず、デモンストレーションチームがユーロパレットサイズの荷物をVoloDroneのボックスに固定した後、スムーズに離陸した。その後、ドローンは荷物をDB Schenker Cargo Bikeに届け、無事に着陸した。荷物の輸送に成功すると、Cargo Bikeはその荷物を地域の駐機デッキの最終目的地まで運び、全面的な電動の多様なラストマイル配送を完了した。

VolocopterのFlorian Reuter最高経営責任者(CEO)は「VoloDroneの初公開飛行は、UMA業界におけるVolocopterの指導的な地位を強力に示すものである。当社は、乗客と商品向けのソリューションを提供する唯一のUAM企業であり、それは世界中を全面的かつ公然と飛行している。当社のVoloDroneは既存の流通プロセスをさらに強力、効率的、持続可能なものにする。DB Schenkerは、VoloDroneの流通利用の巨大な潜在力を開拓している当社の取り組みにとって貴重なパートナーである」と語った。

DB SchenkerのErik Wirsing副社長(グローバルイノベーション担当)は「この日のVoloDroneの飛行によって、われわれはコラボレーションの成功と、よりクリーンな流通に関するDB Schenkerのイノベーションとサステイナビリティーのロードマップにおける素晴らしい進展を公に示すことができた。Volocopterは、世界のサプライチェーンを再考し、排出を削減しながら顧客のために物流を次の展開に引き上げるDB Schenkerの野心の理想的なパートナーであることをあらためて証明した」と語った。

ハンブルクでのデモンストレーションは、パートナー両社が今年7月にシュツットガルトで行った静的概念実証(PoC)に基づくものである。それは、世界の流通施設でのVoloDroneのオペレーション実行方法の計画を策定した。

VoloDroneはクルーなしの全面的な電動ユーティリティードローンで、6つの国際標準化機構(ISO)パレットサイズ、最大200キロの重量を運搬し、飛行距離は40キロ以上を飛べるように設計されている。乗客輸送(VoloCity(https://www.volocopter.com/solutions/volocity/ ))用のVoloConnect(https://www.volocopter.com/solutions/voloconnect/ )とともに、Volocopterの強力なUAM航空機ポートフォリオの1つとして、都市での物品輸送のVoloDroneは従来の輸送オプションが限界に到達した地域に展開されることになる。この航空機の開発に加え、Volocopterは、物理的(VoloPorts(https://www.volocopter.com/solutions/voloport/ ))とデジタル(VoloIQ(https://www.volocopter.com/solutions/voloiq/ ))のインフラストラクチャーを計画し、今後2、3年以内に開始予定のこれらのサービスをサポートする。VoloIQは、オペレーションのデジタルバックボーンとして機能する。

VoloDroneの初飛行は2019年に行われた。それ以来、定期的な飛行テストがドイツのさまざまな飛行場で行われてきた。このドローン自体は、直径9.15メートル、高さ2.15メートル、最大離陸重量(MTOW)600キログラムである。今後のVoloDroneのオペレーションは自律的な目視見通し外(BVLOS)能力を備えた完全電動になる。

▽Volocopterについて

Volocopterは世界初の持続可能でスケーラブルなアーバンエアモビリティー事業を構築し、世界中の大都市に商品と乗客用の手頃な価格のエアタクシーサービスを提供する。Volocopterは、インフラストラクチャー、オペレーション、航空管制管理をリードし、パートナーと協力して「Bring Urban Air Mobility to Life(アーバンエアモビリティーの実現)」に必要なエコシステムを構築している。Volocopterは、ブルッフザール、ミュンヘン、シンガポールのオフィスで400人を雇用している。同社は、ダイムラー、Geely、DB Schenker、BlackRock、Intel Capitalをはじめとする投資家から株式で総額3億2200万ユーロを調達した。www.volocopter.com

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ソース: Volocopter